(執筆途中)アイカツ!シリーズ5thフェスティバル・1日目の思い出や今感じること

久々の更新は表題の通りです。

ていうか今更!

 

内容については、ただ何時に家を出て会場について何をしていたという事実とその時の気持ちの列挙という感じなので、あまり期待しないでください。

また歌唱担当のオタクなので内容が歌唱担当の思い出に著しく偏っています。

 

9/8(土) 開演まで

朝7時くらいに一度目覚め、Twitterを開くと物販列が阿鼻叫喚、気温が高くつらいという情報に接し、即座に二度寝

物販について、北大路さくらのグッズがほとんどなかったので欲しいものはあまりなく、数少ない北大路さくらが封入されていたグッズであるサインキーホルダーは「悲しいけど北大路さくらはどうせ余るでしょう」と余った人から買い取るつもりでしたし、後はいちご・あおい・蘭・おとめ・ユリカの5人しか描かれていない(あと2人か3人なんだから出せよ)バスタオル以外はまぁ…という感じでしたのでサクッとスルーしました。

 

10時半に改めて起き上がり、グリーンチャンネルで土曜の中央競馬をやりながら昼食を済まし、コーヒーを飲んで家を出たのは14時。なんという舐めプ

家を出るまでに99.99を飲んで物販列で倒れ救急車で緊急搬送された人」がいたり、さくらときいのサインキーホルダーを余らせてる方から購入させていただけるとのやり取りをしていました。

 

東京西部にある北大路家から幕張までは東京23区を対角線的に大移動しなくてはならず、乗り換えは新木場駅での1回だけなのになんだかんだ1時間半近くかかりました。それでも寝ていれば新木場まで輸送してくれる有楽町線は有難いです。

池袋、飯田橋、永田町と主要駅を過ぎると、僅かながらアイカツ!のTシャツを着ていたりグッズをカバンから垂らしたりという方が増え、この感覚は「アイカツ武道館」における飯田橋駅(九段下に向かう東西線への乗換駅)以来だったので非常に懐かしかったです。

新木場駅で乗り換えてやってきた京葉線快速にはこれはもう沢山のアイカツ!フアンと見られる方々が乗っており、まだこんなにも力のあるコンテンツなのかと少し感動。

 

16時開場・17時開演にも関わらず15時半頃、ようやく海浜幕張に到着し水を購入したりして会場に入ります。

KEYTALK(ロックバンド)のライブも同地であったようで、そちらのグッズを身にまとった方を多く見かけ、内心「きいトークやん。」と笑っていました。2日目、まさに「きいトーク」こと冴草きい役・秋奈様のガチガチ小声トークで大爆笑するのですが…

 

会場付近でサインキーホルダーをお譲り下さる方と落ち合い、連番者とチケットのやり取りをして気付いたらもう16時半。

話が脱線するのですが、2日目も開場1時間ほど前に到着し全然時間がなく、ここは今思うとかなりの後悔が残ります。私と面識がある方が、関東は除いてパッと思い出せるだけでも北海道・岩手・秋田・宮城・福島・新潟・石川・長野・静岡・愛知・滋賀・京都・大阪・和歌山・兵庫・香川・岡山・広島・島根・福岡・長崎・鹿児島から来ているというのに、5,6名くらいしかお会いすることが出来ず、後になって相当後悔しました。

二次創作が好きな方なら芸能人はカードが命!などでお会いできるかもしれませんが、歌唱担当も去りイベントも縮減された中、また個人的に新作の声優歌唱のイベントは遠征するまでのモチベがないため、多くの人はおそらく「6thフェス」などがない限りは中々お目にかかることはないのかなと思うと、折角のこの「同窓会」にギリギリに行った私が悔やまれます。後悔先に立たず。

 

もし皆様の地元へフラっと旅行に行った際は付き合って下さい。

 

話を戻しまして、開演15分前に入場しようとしたところ機材トラブルでまだ入場が全然進んでおらず、唖然とする程の入場列が。

機材トラブルとあらばいつでも花を活ける準備は出来ていたのですが、会場外だったのでおとなしく列の最後尾につきました。あれピークでキッカリ300mくらいあったんじゃないですか?

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入場口で揉まれながら定刻17時くらいに入場すると、ちょうど三ノ輪ヒカリが公演に関する注意をしゃべっていました。2日聞いたのに内容はよく覚えていません!(もったいない)眩しいと感じたらスタッフへ?みたいな内容だったような

その後17時15分くらいからぽわプリによる長~~い諸注意アナウンス。耳をダンボやマギー審司のようにしてここは真剣に聞いたのでよく覚えています。

好きなのは「スタッフの指示に従ってください」の後におとめ様が発した「おとめの指示にも従ってくださ~~い」です。

 

当然アニメ本編・劇場版に至るまで北大路さくら全ての登場シーンを暗記している私から見て、あのアナウンスはおそらく北大路さくら至上最も長いセリフを喋っていたかと思います。いよっ、注意事項大臣。

もうアナウンスの時点で半泣きでした。

注意事項大臣に任命されておきながら私、2日目の薄紅デイトリッパーとかPretty Prettyでは高まりが最高潮に達し「不適切な大声」を発したくて仕方なかったのですが…

 

40分ほど遅れて開演

1日目はシリーズ通して各作品に真剣だが特にドリームアカデミーと天音みほさんに真剣なDさん(仮)と連番。ドリアカの面子は全員2日目だったので2日目どうなってたか気になる。

 

いきなりジョニー先生がうるさかった。(小並感)

 

一通り開演挨拶が終わるとスッと暗転し、予想外にいきなり歌唱担当のステージ。後半にまとめてやると思っていたら合間合間にも挟んでいくスタイルで結構驚いていました。

 

開幕はSHINING LINE*

わか・るか・みほ・ななせ・りえという初日メンバーを考え、アイドル活動!を除いて中々幕開けっぽい曲は歌えないかなと思っていたのと(ラストにみんなで歌うと読めていた)、何より直前に北海道胆振東部地震があったことから、みほななせで歌えてMF2016Day.3でも開幕歌唱実績のあるlucky train!か、スターズ中心の日ということもあり、終盤まで出し惜しみせずるかソロかSTARS!でスタートライン!かいきなりわかソロかわかるかでSHINING LINE*だろうと読んでいました。

そしたら普通に歌唱担当全員で歌い始めてオーンって。もうシルエットが見えただけで嗚咽していました。

始まってみるとまだまだ余裕で振り付けを覚えており、泣きながら振りコピしていました。

 

SHINING LINE*はもう今更語るまでもないので割愛します(語ろうとすると原稿用紙10枚でも足りないであろうことが容易に想像できる)

 

2曲目には「開幕でやらないなら後半かな」と考えていたら意表を突かれたlucky train!でした。前日に天音みほ様が少し漏らしてましたね。ここでバケモン級に高まってしまいました。

中野サンプラザでも、前述したMF2016D.3でもこの曲はやりましたが、走馬灯のように流れてきた記憶のトップはアイカツスターズ!が始まって半年の2016年10月15日、札幌で行われたSAPPORO ANI-HIGHにSTARS!が出演された時の「地元凱旋」lucky train!でした。

このイベントにおけるlucky train!は本当に特別で、アイカツスターズ!が始まってからはスターズの曲ばかりを歌うようになり、もう無印の曲は歌わないのかな…と少し悲しんでいた頃「札幌だし、みほななせいるし絶対やるだろ!」と警戒していたのも確かですが、スターズのスクールドレスを着たまま披露されるという斜め上っぷりで、ののリサの地元補正・遠征補正・オルスタ補正・最近無印の曲やってなかった補正などが重なり、間違いなく過去最強の破壊力を持ったステージでした。

しかも最初はみほななせで歌っていたのが落ちの電車ごっこでみんな出てきて、周りもみんな回って半狂乱って感じで終わった後も興奮が収まりませんでした。

 

思い返すとlucky train!の直前にドリームステージ☆初披露もありましたし、MC挟んで10月1日に池袋サンシャイン噴水広場で封切されたばかりのDreaming birdもありましたし、メチャクチャ楽しかったです。

何よりオルスタなのが最高!

 

この時は有給も取れなかったため土日だけの弾丸で北海道に行ったのですが、関東・東海・関西に散らばったよく一緒にいる歌唱担当のオタクがほとんど全員飛行機で駆けつけて参加し、終演後は秋の北海道の幸に舌鼓を打ち、2016年初の白い息を観測する中大通公園で更に別のオタクグループを迎え寒さに耐えながら深夜3時まで二次会をし、参加者で示し合わせて取ったススキノの外れにある1泊確か1800円とかのボロ宿(ほぼ貸切)にお泊まり会。翌日は最終羽田行きAir Doのギリギリまで観光して帰るという最高のオタクツーリズムでした。

関東の人間はあまり東海・関西のイベに行かないこともあってか、全員強制的に飛行機で行かざるを得ないという札幌が集まりやすかったということが面白かったです。

たまにあの時のことを思い出しては最高だったなぁと懐かしんでいます。

 

このことはゆくゆく「今まで行った中で良かったアニス・STARS!のステージまとめ」とかの記事を書くつもりなので、そこでまた。 

…札幌イベの良さをどうしても伝えたかったがあまり脱線が長くなったのですが、5thフェスに話を戻しましょう。

 

チョロいのでこの辺りでもう既に「歌唱担当は卒業したのにもう冠を背負って戻ってくるのか…」「クレジットは元歌唱担当じゃないの?」などとマジ病みしていたことはすっかり吹っ飛んでいました。

マジ病みしていた時のブログ↓

kitaojisakura.hatenablog.com

 

「もう二度とない」と思っていたステージをもう一度観れただけで最高なんだなと気付きました。

 

 

歌唱担当のオタクなので生アフレコ・トークの感想はサッパリしたもので「本当にこの声なんだなぁ」「大橋彩香の台本を持つ姿セクシーすぎるな」という感じです。

星宮いちご諸星すみれがマジでヤバかった。(語彙力)

その後スターズとフレンズの生アフレコとトークもありましたが、正直ほとんど覚えてないです…よく覚えてるのが田所あずさ大橋彩香でラブミーティアやる時「同じ呼吸、同じリズムで。」と声を合わせて言うところ、互いに立ち位置が結構遠いのにアイコンタクトして2人がピッタリのタイミングで喋り始めるのがプロでした。

 

トークはぶっちゃけそんなに面白くなかったのでほよ~って感じで半分上の空でした。2日目は面白かった。

 

合間では12S4Uもありましたが、episode Soloが印象的。

歌唱担当ファンとしては初期振付・劇場版振付とバリエーションがあったり、初期はるか・ななせ・みほ・かなの第25代S4で、AIKATSU☆STARS!ライブツアーでは第26代S4版としてせな・みき・かなで歌唱されたりとラインナップが変わりつつ、最初期の無銭イベントから最後までずっと歌われ続けた曲だっただけに非常に思い出深く聞き入っていました。

特に26代版でかなが香澄真昼と二階堂ゆずを連続するフレーズの中で歌い分けるところと、初期振付のサビ後半「episode Solo~集まったら~グッドコラボレイショーン」で両手を開いて閉じて開いて閉じて~ってシャッシャやるところ(伝われ)が狂おしい程好き。

 

記事が著しく偏っていますがその後確か生MC?がありました。「コールアンドレタスポン酢」とか池袋と巣鴨の間の駅名とかは義務教育レベルですね。

そして生MCの最後はオリジナルスターサビ後のフーッフフーを練習してライブ。

ライブは当然オリジナルスター。わか・るか。わか様スタイル良すぎでした。

 

次の曲は内心とても穏やかじゃないBlooming♡Blooming

当然、私の歌唱担当も声優もいないのでるか様が歌います。もちろんるか版も好きです。

この曲で一番好きなのはBサビ終わりの間奏。あそこのアドリブジャズ的な音楽も、16分が連打される地帯のキレッキレの振付も大好きなのですが、嬉しいことにフルでやったのでワクワクでした。

間奏に入ると、振付は往時より少しマイルドに映りましたが、明滅するライティングなどが完全に"あの頃"で、半狂乱でした。

スターズツアー愛知に帰りたい…(2日目も同じようなこと言ってました)

 

そして思ったより早くカレンダーガール。わかソロ。エグすぎる

あのCメロ~落ちサビ、基本的にライブ終盤でやると常に号泣していたので…

 

その後は男子部が僕らの奇跡を、MC補助で大活躍だった掃除のお兄さんがアリスブルーを歌ってました。割愛

 

アリスブルーでボルテージが高い中続いてコズミックストレンジャー。ななせ・るか・保村さん(ジョニー)

やるとは思っていたのですが実は当日まで全然モチベが上がらず音源も聞いてないのでなんと2番初見。1番もフォトカツの該当イベントを走ってなかった(1,2回くらいしかやらなかった)のでガチで半年振りくらいに聞きました。帰ってちゃんと聞きました

ロンリーグラヴィティにおけるディアステの定番ヲ芸イエローパンチョスの亜種こと"ロンリーパンチョス"みたいな振付があり、ななせとるかがブンブン腕を振り回していたのがかっこよかったです。ダンスが激しくて息が上がりそうでしたね。

サウンドもこっそり音量フェーダー上げたんじゃないかってほど腹の底から響いててフェス感が高かったです。

 

この後は長年やりそうであまりやらなかった(そこがいい)声優が楽曲を歌うパート。

 

Passion flower みほ・齋藤綾

隣のみほ推しが高まりクネクネしていた。

声優側が歌唱担当の声に寄せようと歌ってる感じ?会場から当然のようにフラメンコクラップ連打があって微笑ましかったです

 

MY SHOW TIME! ななせ・高田憂希

マチアソビの便座のこととか「ぞい!」とか思い出してイントロでは結構気持ちがゴチャゴチャでした。Now Loading歌って

歌が始まると、2015年4月29日、おそらく生まれて初めて松岡ななせさんのステージを拝見した時の記憶、足が上がらずいっぱいいっぱいだったなぁとか、あの後GWの大阪からSTAR☆ANISのライブツアーが始まったんだよなぁとか思い出してました。

高田憂希があのダンスを踊っているのが衝撃的だったのですが、基本的にソウルマリオネットの推しをずっと見ていました。

 

The only sun light 日笠陽子

真打登場。

この曲が来るとどうしてもサビ入りの「Everybody hear me now」の所で片手を突き上げるところが「止まるんじゃねぇぞ…」みたいとか、とある人の(検閲により削除)というタイムリーに飛び出したスキャンダル(真偽不明)を思い出してしまい笑ってしまうのですが、この日はクソかっこよくて震えました。

ついさっきまでノリノリでトークしてめっちゃ場慣れしたベテラン感を醸していた人が、ポケモンの石でも使ったのかマジのラスボス的大御所に進化していました。

 

硝子ドール 沼倉愛美

もうね

全世界80億人のユリカ様のしもべが総立ちでヘドバン。

マジで歌声がユリカ様で歌い始めた瞬間「わーーー!!!!わーーーーーーー!!!!!」ってワールドカオス発動かのように思わず叫んでしまいました。

高まり記憶喪失でしょうか、鬼ほど沸いたのですが後のことをあまり覚えていません…

 

Believe it 田所あずさ大橋彩香

フレンズになってから現場に行くモチベが急速に低下したため、なんだかんだ最初のエアポートウォーク豊山の次にあった川崎でしか見ていないフレンズのステージ。

大箱で聞くと意外とテンポが遅く感じられ「あれ、こんなに遅かったでしたっけ?」と謎の違和感を覚えていました。

 

個×個 二ノ宮ゆい・美山加恋

未だに美山加恋のイメージがドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」の凜というオールドタイプなので、ソワソワしました。

ちなみにこのドラマの主題歌「Wonderful Life」はガチ名曲でカラオケの十八番。

 

話が横道に逸れましたが戻して。個×個はイントロからメロやブレイクにかけてのシンセ・ベースや展開が安いな…とずっと思っていたのですが、安心感というか、アニメオタクが本能的に高まる構成というか、会場ではめっちゃ沸いていました。

なるほどBelieve itやこの後の6cmなども大箱で聞くと非常に映える。

 

ずっと美山加恋見てました…

 

絆 〜シンクロハーモニー〜 陶山恵実里・桑原由気

虹コン時代は紀元前9万8001年05月26日・地獄出身で鳴らした陶山さんと、2日目に伝統芸を炸裂させるなどオモシロ枠の片鱗を覗かせる桑原由気さん(27歳)のゴシックユニット。

会場前にシンクロハーモニー聞きたい聞きたい言ってたのでショパンエチュードOp.10-4が流れてきた途端に膝から崩れ落ちました。(崩れ落ちてはない)

掛け合いのところやライティングもかっこよくて終始高まり痙攣していました。Fullめっちゃいいし。

 

ここから話がかなーーーり曲の方に逸れるのですが、リフレクトムーンはユニット曲のこの曲のイントロが前述の通りショパンエチュードOp.10-4、さくやソロの導かれてがバッハの管弦楽組曲ポロネーズと時期は違うもののクラシックの2大巨頭からイントロを引っ張ってきています。

特別クラシックに造詣が深いわけではないのですが、音楽史の一般教養として、ショパンはピアノ練習の際は必ず先人であるバッハに始まり、弟子にもバッハの平均律クラヴィーア曲集を利用した練習を薦めるなど、バッハへの敬愛があったことが知られています。

モーツァルトも敬愛していたとの記録があるため1対1という関係ではなく、まぁこじつけっぽいのですが、この先達のバッハ-後世のショパンの関係をさくや-かぐやと重ねて曲を書いたのではないか?という気がします。

バッハの功績として、音楽的技巧の一つ「対位法」を花開かせたことが挙げられますが、「導かれて」のアウトロでバイオリンとアコギがそれぞれ異なるメロディを弾きながら絡んでいる部分、「シンクロハーモニー」のAメロ途中でバイオリンとピアノが追いかけっこしている辺り(会場で聞いたFullの2番Aメロはモロ)が、ベースラインとも違うので対位法的な響きを感じて、さくやとかぐやの違いから、さくやに憧れて追いかけるかぐやのイメージまでもを想起させます。

ただ現代音楽はロックなどを除けば基本的にオブリガートの多用など疑似対位法のような技巧が当然のように使用されて成り立っているので、この2曲だけを切り取って技巧が共通しているということは早計かもしれないです。

 

ちょっと考えすぎですかね…

 

シンプルに考えましょう。「(さくや)導かれて」「(かぐや)偶然、必然。」「(デュエット)シンクロハーモニー」の3作品を聞いていると、音の構成が

「導かれて」…ベースライン除けばオケ・生音系。弦楽器・ピアノのメロディがメイン

「偶然、必然。」…全編通してシンセ、打ち込み+エレキでドラムン

「シンクロハーモニー」…打ち込みと生音のハイブリッド

このようになっている印象を容易に抱くと思います。

クラシック調のさくやに対し、おそらく対極の個性としてかぐやには電子音楽を与えたのでしょう。ハッシュタグとか現代的ですし。その2人がタッグを組んでハイブリッドな作品、それもショパンが大成させたロマン調で叙情的な楽曲(シンクロハーモニー)を引き下げてやってくることまで考えていたとしたら、かなり面白いですね。

 

まだまだ語り足りないのですが、ショパンといえば「ルバート」つまり、感情を表現する技法の一環として、あるフレーズにおけるテンポを自由に速くしたり遅くしたりして曲を表現するという技巧を再興したことも特徴として挙げられます。

さくやの「導かれて」イントロのポロネーズ明けで、「デデッデン」とやたら微妙な間隔の3音が2回繰り返されることが、(リズムゲームという制約の中での最大限の)ルバートだとしたら、かぐや(ショパン)の影響を受けていることの証左とも受け取れるため、この不気味な3音には注目しています。

 

何はともあれ、この姉妹の三部作については何か大きな意図があったのかなどが気になりますね。全て作編曲が同一の方で揃えられているので、流れみたいなのは考えたのかとは思うんですけど…

 

長すぎる脱線でした。失礼しました。

そろそろ本題に戻りますね。


10月4日稼働の新弾に入る曲ということで、シンクロハーモニーにはエチュードOp.10-4を入れただけかもしれないという考えがここにきて浮上したのですが、考えなかったことにしておきます。

 

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ちょっとここまで書いて疲れたので今回はここまで。

頑張って全部書きます。

 

2日目もやるのつらい