今日はちょっと個人的には重めの内容を書きます。
先日、アイカツ!シリーズ5周年記念企画として発表された「アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!」
そこで「歌唱担当」の登壇が名言されました。
アイカツ!武道館での、STAR☆ANIS及びAIKATSU☆STARS!という歌唱担当ユニットの「卒業」("解散"とは名言されていない)から僅か3ヶ月半、流石にユニット名の記載はありませんでしたが、「歌唱担当」として「わか」「るか」「せな」and more...と「名前のひらがな名義」で出演の記載がありました。
Twitterなどで色々な皆様が憤ったり、悲しんだり、喜んだりしていたかと思いますが、私の思いを、なるべく齟齬がないように伝えたいなと思います。
今回の「歌唱担当」出演に関する、私のスタンス
「演者の出演はとても嬉しいが、タイミングと、『記載されているクレジット』に対して憤っている」
という状態です。まずはこのスタンスを明示しておきます。
こう考えるに至った経緯・バックグラウンドを、順を追って記載してまいります。
意見を表明するのに先んじて
私の頭のフィルターを通っていることを書くので、あくまでもこの考えは「私のエゴ」であり、当然この意見が一般論やまかり通るべきものだとは当然思っておりません。また、他の考え方をする方の人格・思想などを否定するものでもございません。
「こう考えている人もいるんだ」と思っていただけたら幸いです。
本題
私の考えは2つ。
「アイカツ!シリーズからの『卒業』の報せを耳にし、ファイナルライブとなった武道館が終わってから僅か数ヶ月と、あまりにも再登場が早すぎる。気持ちの整理を邪魔しないでほしい。」
「また、再登場にあたってのクレジットが『歌唱担当』『わか・るか・せな』と、ユニットの記載はないものの『まだアイカツ!シリーズの歌唱担当が続いているかのような、必要とあらばいつでも彼女たちを『あの頃の名義』で呼び出せそうな記載なのが腑に落ちない。アイカツ!シリーズからの『卒業』とは何だったのか?あるいは何故演者個人の今の名義を記載しないのか?」
大きくこんなところです。
「再登場が早すぎると思う件」
これに関しては、特に深堀りするところでもないかとは思いますが
「新作からは声優歌唱です」との発表と、「STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!は武道館を最後にアイカツ!シリーズから卒業します」という発表がほぼ同時にあり、
煮え切らない思いを抱いたまま「このメンバーで、この作品の看板を背負って、作中に登場したイメージのドレスを纏って、イベントをやることはもうないのだろうな」と覚悟し、「新しい門出を、めいっぱい応援しよう」と決意して向かった武道館ライブ。
武道館終了後、喪失感でとてつもなく暗い気持ちだったところからの脱出、つまり「歌唱担当」としての「ひらがな名義」ではなく、演者個人の名義でそれぞれライブをやったり、ユニットを組んだり、ネットで生配信をしたりと、それぞれの道を歩み始め「さぁ、またここからだ」と「未練を断ち切りつつあり、気持ちにやっと整理がつき始めた頃」に、
いともあっさりと、「歌唱担当」として「アイカツ!シリーズ」の舞台に上がることの発表。
繰り返し申し上げておきますが、この感じ方はあくまでも「私のエゴ」でしかないです。それでも声を大にして叫びたいのが
「演者個人も前を向いて活動している中、私の心も"アイカツ!の歌の人"という未練を断ち切ってこれから演者個人と向き合おうと気持ちに整理をつけていた最中、唐突に『未練を思い出させるようなこと』をしないで欲しい」
つまるところ「武道館での『卒業』って、何だったの?」
ということです。
2月の卒業発表、そして武道館で流した私の涙は、一体なんだったのでしょうか。
せめて、客観的具体的な期間を明示するのは難しいのですが、
記憶の彼方にあの頃の思い出が過ぎ去り、穏やかになった頃。
例えば10周年とか、せめて1年くらい空けるとか
そういうタイミングまで待っていただけたら、嬉しかったです。
登場にあたっての「歌唱担当」「わか・るか・せな」というクレジットについて
個人的な怒りはこの部分に対してのものが大きいです。
作品側は特に深い意味を考えず記載したのでしょう。そうだと思います。ごまんとある仕事のうちの1つですので、そこはそういうものだと割り切っています。
それでも、"この名義"で記載することに関しての「重さ」を思わずにはいられません。
STAR☆ANIS・AIKATSU☆STARS!における「歌唱担当」の名義について
このブログを拝読してくださっている皆様にとっては、今更という情報かもしれませんが
STAR☆ANISのメンバーは、既に「秋葉原ディアステージ」という拠点で「ディアステージ」という事務所所属のアイドルとして活動していたメンバーを元に、後にるか・もなの2名を加え発足。それぞれが個人活動を行っている
AIKATSU☆STARS!のメンバーは、るか・もなに関してはどのような経緯かわかりませんが、アイカツ!シリーズの仕事を主としながらも「ディアステージ」という事務所の一員として個人活動も行っている
というイメージです。
今でも鮮明に覚えています。
今でこそ考えられませんが、つい1年ほど前の
「2017年4月1日」になるまで、彼女たちは「個人のTwitter」で、
「アイカツ!」という作品名はおろか、担当キャラクター名・曲名・ユニット名義での出演のイベントの詳しい告知・アニス/スターズの衣装を着た写真のアップなどは
「ほぼしていない状態」おそらく「禁止」でした。
「ほぼ」としたのは、2013年くらい…アイカツ!開始初期くらいにはいくつか「アイカツ!」という名前やキャラ名を出したツイートがあったことから、このような表現となっております。いつから禁止になったのだろうか
それでも、2015年の渋谷公会堂やツアーなど、告知したかったであろうところでは一切名前が出てこない形で寂しいです。
当時、Twitterのプロフィールには「アニメの歌のお仕事」という「どう見てもボカされた表現」だったり、
キャラクター名は「絵文字で代用」例えば「🌸ちゃん」(さくら)・「🌰🐿ちゃん」(栗+リス=栗栖ここね)などの「隠語」で表現していました。
ライブの名前は「ミュージックフェスタ」なら「MF」と書いたり、会場名まではOKだったかな?
いくつか当時のツイートを貼っておきます。
「解禁前」
🌸🌸🌸🌸🌸お誕生日
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) April 5, 2016
おめでとう🌸🌸🌸🌸🌸
明日は桜のネックレスでおでかけしよ〜♪ pic.twitter.com/3SiYSBGwSn
🍓 🎂 🍓
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) March 15, 2017
♡お誕生日おめでとう♡
🎉永遠の主人公🎉
今日も行ってきます♪
🌰🍀お誕生日おめでとう🍀🌰
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) August 21, 2015
他人とは思えない(⌒▽⌒)
シンパシー♡♡♡
これからもよろしくね(^.^)♪♪♪
これが、2017/4/1の解禁後には
((:愛野えり:))
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) April 4, 2017
🎟歌手/舞台/ディアステージ店舗等活動中*(♪)https://t.co/fJF4VOOw5V
🎟DCD&TVアニメ『アイカツ!』
北大路さくら・風沢そら
姫里マリア・栗栖ここね 歌唱担当
(♡)STAR☆ANISメンバー #aikatsu
…改めて💭 pic.twitter.com/bEY3YMSiMZ
🌸さくらちゃん🌸
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) April 6, 2017
!!HAPPY BIRTHDAY!!
さくらちゃんの歌声となって歩んでもう4年。どんな時でも私を優しく導いてくれる、大切で特別で大好きなパートナーです♪
まだまだ進化していこうね!
フォトカツの新曲も沢山聴いてね♥#北大路さくら生誕祭#aikatsu pic.twitter.com/qKCL0NMgm3
🐾🐿ここねちゃん🐿🐾
— 愛野えり♡7/3ワンマンライブ!新宿ZircoTokyo (@ainoeri) August 21, 2017
💕お誕生日おめでとう💕
よっしゅんの登場にドキドキしました(^。^)♪
愛を込めてここね描いてみたヨ✒︎✨これからも、よろしくネ🍀
🐾🐿8.21 歌唱担当:えり🐿🐾#aikatsu #アイカツ #フォトカツ pic.twitter.com/Z9XMRcai61
驚きの変わりようですね。
ここから導かれるファン心理としては、口に出して言いたくはないのですが
「アイカツ!という作品名を出して、個人名義での活動の足しにされたら困るのかな」
「当然なのかもしれないけれど、作品サイドと演者サイドは対等でなく、あくまでも作品サイドが強い力を持ってるんだろうな」
というイメージでした。
関係各所の皆様、並びに演者の皆様。違ったらごめんなさい。
当時の私の正直な心境は
「一介の駆け出し・地下アイドルには、売名になりそうだから、あるいは何か作品側に不利益を蒙ってはいけないから『アイカツ!』という名前や、フルネームでの個人名義は出させねぇよ」という契約なんじゃないの?
という不信感がずっとありました。
このようなこともあり、私からすると
「STAR☆ANIS・AIKATSU☆STARS!の○○」という表現と「フルネームの個人名義」という表現の間には
「にわかには埋められない差」があるものだと考えております。
それが、2017年4月。
奇しくもアイカツスターズ!最後の年となったタイミング、
言いたくはないのですが「売上や盛り上がり方など、アイカツ!シリーズとしての機能疲弊が明らかに感じられるようになった頃」に、解禁されたのですから、
解禁は嬉しかったのですが「こう(下向きに)なってきて、解禁したのか…遅くない?」という考えでした。
このように、紆余曲折を経て、やっと演者が堂々と名乗れるようになった「わか」「るか」などの「ひらがな名義」なのですが、
背景に「ひらがな名義」が、ある意味「足枷」のように活動の幅を縛っていた頃を思えば、
「卒業」して「それぞれが個人で活動している人」を呼ぶのなら
「今の活動名義、つまりフルネームも記載しろよ」と感じてしまうんです。
また同時に「歌唱担当」という呼び方も、個人で活動している今となっては「枷」を感じさせて「もう違うんじゃないの?」と思ってしまいます。
フルネームは無理でも、せめて「歌唱担当だった、わか・るか・せな」とか「前歌唱担当」とか「卒業した歌唱担当」とか、そういった書き方をして欲しいです。
憶測の域を出ない考えから述べている上、完全に古参老害の意見なのですが、
「なんだかなぁ」と思ってしまうんです。
結局「個人で活動している」今でも、「個人で活動している名義」は出すこともなく、作品側の活動に参加する。
彼女たちの未来と、卒業という状態と、今までの活動に失礼なんじゃないかと、その呼び方に疑念が残ります。
この部分の疑念に対しては、5thフェス出演者の「霧島若歌」様らを始めとする皆様が、納得してやっていることであれば異論を挟む余地はなくなってしまうのですが、
私からすると、「歌唱担当」「ひらがな名義」で出る以上、アイカツ!シリーズからの「卒業」が出来ていないのでは?と見えてしまうんです。
こう考えていると表明いたします。
想定され得るこの意見への批判に対して
「武道館は小学生以下の子どもが来れなかった、でも今回のイベントは親の付き添いがあれば子どもも来れるから、子どものためにもやらないとダメでしょ」
「アイカツ!という作品側としては『稼いでナンボ』だから、仕方ないだろ」
このような意見も耳にします。
この意見へと真っ向から反論するつもりはありません。正論かと思います。
それでも、結局のところ感情論、ワガママ、エゴでしかないのですが
「解散発表から今まで流した『私の涙』が安いものになるのが許せないので、やっぱりこのやり方には不満がある」と表明します。
面倒くさいオタクですね。
こじらせたファンの戯言だと思って頂けますと幸いです。
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考えすぎなのかもしれないですが、私の本心はこんなところです。
もちろんイベントは楽しみですし、イベントを打ってくださった関係各所の皆様には本当に感謝でいっぱいです。
ただ、Twitterなどでの反響の通り、もう少し心情を慮っていただけると、より嬉しかったです。
このブログを書こうと思ったきっかけの、はてな匿名ブログへのリンクを貼っておきます。ありがとうございます。
ttps://twitter.com/staranis_info/status/960073496813477888