2023〜2024年 プリキュア ラッピング乗り物 飛行機・バス・鉄道 まとめ

2023年。プリキュアシリーズは20周年イヤーを迎えるにあたり、多数のコラボ・広告が展開された。この記事ではその中でも特に「ラッピングされた乗り物」に焦点を当て、旅行好き・乗り物好きな筆者が撮影してきた写真と共に運行の概要や思い出を整理していく。

 

1. 飛行機 〜ひろがるスカイ!プリキュア×Peach Aviation JA827P〜

20周年イヤー最初のラッピング企画は3月頃に発表。お相手は過去に行われた鉄道・バスではなく「空路」飛行機であった。ひろがるスカイ!プリキュアが空モチーフのため順当なコラボ相手ではあるが、遂に地上から空へコラボ相手も拡大したことにえもいわれぬ感動を抱く。シリーズ制作のABCとPeach Aviationが同じ大阪企業ということもあり、協力関係にあったことから実現したコラボらしい。

当該機材はJA827P。LCCで見慣れた・乗り慣れたA320で、Peachでは比較的機齢が若い機材が充当された。

飛行機とのコラボとなると運行予定が出ないことから兎に角遭遇自体が難しい上、コラボ相手がLCCということで都心に近い羽田でなく成田が就航地となるので、東京西部在住の私にとっては通いも難しくなかなか出会う機会を得られなかった。

 

当該機材であるJA827Pとの最初の出会いは、大阪でのライブ(※詳細記事→ 【旅行記・楽曲/ライブレポート】2023.8.5「プリキュアシンガーズ Premium LIVE HOUSE Circuit!」Vol.2 <2009-2018 Middle 10 Years 〜大阪公演〜> に行ってきました。〜3年前の忘れ物〜 - さくら書記)の際行きの関空で2つ隣のスポットで駐機されているのに遭遇したところ。2度目はそのライブの帰り、帰路に取ったPeachの成田行きが見事にJA827Pでの運航で、とても幸運なことに搭乗も叶った。コラボグッズも機内販売でしこたま購入してしまい、財布も"空"に…

3度目は休日の朝にFlightradar24で運用を追いかけ、次の便で成田行きになるという目処が立ち、車で成田空港近辺まで撮影に行った際。この撮影が現状最後。まだ飛んでいるので私が休みのタイミングで晴れてて成田に来ることがあったらもう一度くらいは…と思いつつ、今はみなとみらい線に気持ちが傾いてしまった。

ひろプリは今月末で最終回なのでラッピング終了も時間の問題だろう。会いに行くのなら大急ぎで向かうことをお勧めする。

 

2023.8.3 KIXにて 別のPeach便降機後の制限エリア内地上から

 

2023.8.6 MM319便 KIX→NRT JA827Pに搭乗 KIX・機内・NRTにて

制限エリア内、機体のすぐ近くから見上げるように本機を撮影できたのは一生の思い出かもしれない。翼の裏のレジを入れたアングルは搭乗者、且つターミナルバス・タラップでの搭乗・降機で地上に降りられた人だけの特権。

 

2023.8.20 NRT・NRT周辺 Bランに降りAランから上がる


2. バス 〜映画プリキュアオールスターズF×都営バス T-E393〜

続いてのコラボ発表は8月。夏休みに合わせた都営バスの映画プリキュアオールスターズFスタンプラリー期間をカバーするかのように、8/11〜9/30まで早稲田営業所所属T-E393がFのラッピングに。

バスは遠い昔、ASNSの際の横浜市交ラッピングを撮って以来。映画姫プリの際も横浜市交でラッピングがあったのだが、生憎その頃はアイカツ!にお熱で撮影に行かなかった。個人的に、鉄道・飛行機はそれなりに好きだという自負があるが、バスは全然なのでそこまで食指が動かなかったというのもある。

都バスはラッピングバスの現在位置・運用をリアルタイムで出してくれるためかなり撮りやすく、青春時代を過ごした街や"作品的にありえない"大人のお店の前など、目星をつけて撮ることができた。



 

3. 鉄道 〜プリキュア20周年×みなとみらい線開業20周年 Y511F〜

20周年イヤーも終盤になってきた12月下旬、もうラッピングモノが来ることはないだろうと思っていたところに不意打ちの鉄道ラッピングの発表。年末年始に横浜で行われる全プリキュア展、また横アリでの20周年ライブもあってか、横浜高速鉄道-一般にはみなとみらい線-でのヘッドマーク付きラッピングトレインの運行が決まった。

みなとみらい線東急東横線の車両は2013年に東京地下鉄(東京メトロ)副都心線への直通運転が始まって以降、高頻度で私の住む街にも顔を出すようになったため、大好きな作品のコラボ車両が地元にやってくるというこの上ない喜びを抱く。

 

プリキュアシリーズのラッピング電車を撮るのは、記憶にある限り2011年に東映アニメーションのお膝元・大泉学園を通る西武鉄道6000系にHM+ラッピングが為された映画スイートプリキュア♪公開記念スタンプラリー号以来かもしれない。池袋方は戦隊のHM、飯能方がスイプリだったはずだ。

その前だと同じく東急東横線で-当然副都心線に直通前で渋谷駅がまだ頭端式ホームで地上だった頃-映画5gogo(お菓子)のHM+ラッピングの5050系(5168F)が走っており、何度も撮りに行ったのを記憶している。あの頃追いかけた5168Fは今、もちろん副都心線と繋がり地元で出会うことも多い。同編成は2023年にはQシートを組み込み10連化され、4000番台の4114Fに改番されているそうだ。この記事を書いて気付いたのだが、今回のY511F追っかけの際練習電として4114Fを撮影していたことに気付き、少し懐かしい気持ちになった。

ラッピングなしのヘッドマークのみに限れば、これも西武鉄道がかなり実施しており、映画スマプリ・映画ハトプリ・映画フレプリ・映画5(鏡の国)でカン付き車の定期運行を、映画MHの際は西武新宿→西武遊園地でカン付き団臨を走らせている。MHの団臨以外は全て撮っていたはずだ。保存用・バックアップ用HDDにデータが残っている。

近年では仙台市営地下鉄で映画プリキュアドリームスターズラッピングがあったようだが、撮りに行っていない。

 

話を今に戻して、Y511Fは「地元を通る」その一点で非常に熱量が高く、運行開始から仕事がない日はひたすら撮りに撮っている。1月28日までと運行期間は約1ヶ月、短いこともあり集中してカットを稼いだ。身近な地元路線だけにあの構図で撮りたい、この構図で撮りたいというイマジネーションが多数湧いており、運用を見ながら最終日まで出来る限り撮影を続けたい。

みなとみらい線東急東横線の8両編成は運用がかなり絞られるため、運用番号さえわかればダイヤが乱れない限り多くは翌日の運用がわかることが救いだ。元住吉検車区入庫の運用でなければ、概ね翌日に入る運用も決まっている。運用表を上げているブログなどで少しコツを掴めば、毎日簡単に追いかけられるはずだ。

 

側面ラッピングは1月3日現在で記録程度にはキャラ毎の個別撮りを完了しているのだが、記録カットは出しても面白みがないので気に入っているものだけを上げておく。

 

 

 

おわりに

空・道路・鉄路とこんなに充実したコラボは初めてで、乗り物好きにとっても楽しい20周年イヤーとなりました。

目下はY511Fを集中的にやりたいのですが、20・21日の20周年ライブに向けての体調管理が第一ですので、寒空の下電車を待って風邪、なんてことのないよう考えて動こうと思います。

あわよくば、21周年イヤーもこの調子で是非乗り物コラボをお願いできればと切に願います。

 

それでは仕事始めに備え本日はこの辺で。