アイカツフレンズ!が面白い②

こんばんは。先週から続く風邪がまだ治らず、喉が瀕死の北大路さくらです。

熱もまだうっすら、平熱+0.8℃くらいで推移しているのですが、今は兎に角喉がつらいです。はちみつのど飴でやり過ごしています。

 

 

今日は前の記事↓

kitaojisakura.hatenablog.comに続き、アイカツフレンズ!がやっぱり面白いので筆を執りました。

第12話まで放送されている段階で書く今回は「湊みお」編です。

 

12話までのネタバレ要素を含むので、お読みいただけます際はご注意ください。

 

湊みおが「アイカツシリーズ」未経験者の裾野を広げている?

上記の先日公開した記事では、(表面的になぞったような感想ではありますが)友希あいねの魅力について論じ、最後にうっすらと湊みおが歯がゆくて好きだということを記載しました。

それが第11話・第12話というフレンズ結成付近の話を経て、少しずつ見え始めて来た気がします。

 

最近では

「サイコレズ」

「クレイジーサイコレズ」

「ストーカー」

「コミュ障」

陰キャラ」

「重すぎる愛情」

など色々言われており賛否両論の湊みおですが、外野から見ている分にはキャラクター作りに成功している証左ではないかと評価しています。

もちろん、あまり言われ続けて"そういうイメージ"が先行するのは良くないと制作側が考えているなら話は別ですが、キャラクタービジネスにおいて強烈な印象を残すことが出来ている・話題提供に大きく寄与しているということは、成功の1つではないかと考えています。

不純?かもしれませんが、カップルフレンズ結成前後のタイムラインの「異常な盛り上がり」を見て、アイカツフレンズ!に興味を持ち新しく視聴を開始した人を、少なくとも私は3人観測しました。湊みおの不器用さがもたらした物語の結果だと思います。

 

これは放送による結果の話であるので、そこに至るまでの経緯を紐解いていくと、湊みおというキャラクターの持つ人間臭い魅力が見えてきます。

 

陰キャラの私に"刺さる"湊みお

主観100%で、非常に暴力的な見解を述べます。

「湊みおは、陰キャラ界の星である」

 

四方八方から袋叩きに合いそうな感想ですね。

 

社会性・社交性・感受性・リーダーシップが非常に高いレベルで共存している友希あいね。嫌味もない娘で当然大好きなんですけど、完璧超人すぎて「自分がこうなるというのは想像できないなぁ」というのが本音なところです。こういう人が私の近くにいたら嬉しいなとは思います。

 

翻って湊みお。1人で物事を成す力は強そうで、アイドルという「仕事」では上々の結果を残し羨望の的となるも、人付き合いに難ありで周囲からは浮き、思い込みもあり、それが故に1つ上のステージに行けないでいる感じ。カリスマっぽいけど中身はポンコツ。また今までの私生活も淡々としていたように見受けられます。

この印象を書いているだけでもう刺さる刺さる。

私も周囲から浮いており、それこそアイカツ!好きの友達が増えるまで人付き合いが良い方ではなかった(会社の人間とかもほとんど付き合えなかった)ので、湊みおの行動を見ているとわかりすぎてつらい。同時に「あいねに出会うまで(おそらく)ほぼ一人で頑張って、陰キャラの中ではかなり成功している方だよな」とも思いました。

 

私は心のどこかで「物凄く頑張っても、友希あいねにはなれないけど、湊みおみたいにはなれるかもな」と感じたのです。

これがおこがましい印象であるのは百も承知ですが、直前の「会社を辞めた理由」エントリにも記述した、私の「周囲からは浮いた」特性が嫌いな反面、どこかで「それでも何かで歯車が上手く噛み合えば、人一倍輝けるの性質なのではないか」と、私の可能性を諦めきれない状態でいる今。

不器用な湊みおがおそらく今まで孤独に頑張って築いてきたであろう地位、そして友希あいねとの出会いにより扉をこじ開けようとしている姿に、うっすらと感慨深いものを感じました。

 

友希あいねが「コミュニケーションオバケ代表」だとしたら、湊みおは「コミュ障代表」かなと思います。

気持ち悪い上に独り善がりで申し訳ないのですが、気付けば私は湊みおに今までの生き方を投影していました。

 

もう8000人くらいからのブロックを覚悟で言うと

メインターゲットの女児層はもちろん別ですが、いい年してアニメ好きな層なんて、大抵陰キャラかコミュ障なんですよ。

だからこそ友希あいねのような完璧超人に惹かれるし、湊みおのような人付き合いが苦手で歯がゆいキャラの行動を見るのも大好き。

そしてアイカツ!シリーズのいいところは、ちゃんと各キャラクターが「報われる」こと。ほらそこスターズで桜庭ローラがーとか早乙女あこがーとか言わない。ちゃんと各人道を見つけてますよ。これからも行く末には安心して、この心許ない湊みおを応援できるという安心感があるのも良いところですね。

 

気になるこれからの展開

ここ2話でハッキリと見えてきたのは

「友希あいねはアイドルとしての成長、湊みおは人間としての成長」

しばらくはこの軸で進んで行きそうという感覚でした。

 

キャラクターも、現段階ではメインアイドルがSHの4人と、ラブミーティアの2人、アイカツナビのココくらいしか発表されておらず、(ココはどうだかわかりませんが)なかなか1人ずつを深堀りしてくれそうで楽しみです。

 

余談

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アイカツ!シリーズの伝統:クソダサTシャツがちゃんと今作もあって安心しました。

【無職開始1週間前記念】私が会社を辞めた理由

もうギャンブルなんてしない

 

こん○○は。北大路さくらです。

 

宝塚記念が大波乱だったように、私の人生も大波乱です。

6月末日付を以って退職することになりましたので…

 

今回はありがちなテーマですが、会社を辞めた理由を「私自身への戒めとして」書き残しておくことにします。

 

理由は主に3つ

  1. 自己分析を軽視したが故に、そもそも目指すべき業種が違っていた
  2. 自身での仕事のやり方の間違い
  3. 人間関係・会社の方針

こんなところかなと思います。

 

自己分析を軽視したが故に、そもそも目指すべき業種が違っていた

紐解けばこの部分が一番大きいです。

私は「現実を見ずに願望だけで就きたい仕事を決定してしまい、なまじそこに滑り込むことが出来てしまったが故に失敗した」というタイプかと思います。

 

私は小さい頃から、自分でも自信があるのですが、

「特定の分野は物凄いものを持っているが、その一方別の分野は何をどうやっても出来ない」というタイプでした。

周りにもいませんか?このような人…

「机が絶望的に汚いのに、国語の点数がいつも異様に高い生徒」

「美的センス抜群なのに、どうしても時間を守れない人」

「人間的な魅力抜群なのに、細かい計算や事務が壊滅的に出来ない人」

 

私もいわゆるこのようなタイプでした。

具体的に言えば「大体の勉強は人並み以上に出来て時に空気を読まないカリスマ性があり、1つのことに対する集中力は格段に高いが、マルチタスクが苦手で複数のことをうまく考えられない上に、目の前にある仕事は物凄いペースでこなすが先を予測したりプランを練るのがギリギリで、細かい計算や事務も苦手」かなぁと思います。

ちょっといいところ盛りすぎましたが…

他には「興味を持ったものしか頑張れない。興味が持てないものは『必要がないと』やらない上、やるには物凄い気合とノリで集中して片付けないと進められない」とか…

 

能力の偏りが著しいと思います。

完全に、いわゆるADHD傾向ですね。

言ってしまえばおとめ様だって「ステージや練習は人一倍するが、通常では考えられない行動に出て噴水に落ちたりする」とか、桜庭ローラさんだって「確かな才能と実力を兼ね備えているが、初日から遅刻するなど素行が悪かった」とか

誰しもがあることだとは思うので、一つだけの観点からは言えないのですが、明らかに私はほとんど誰が見ても、そして今では自覚も含め、突出して「変」でした。

 

幼少期は大体人の輪の中心にいる愛されキャラタイプで、例えば昔は忘れ物が多かったのですが、周りの人にうまく助けてもらったりと不自由なく、またなまじ学校の勉強も出来る方だったので上手く過ごしていました。

アルバイトでも、アルバイトに任せられる程度の定型的な仕事であれば集中力が高いので難なくこなすことができ、持ち前のキャラクターで可愛がって頂いたりと楽しく、結果を伴って過ごしていました。

 

他方、やはり「どうしても人と違う」ということも多くコンプレックスを抱えていたのも事実であり、小学校の頃から既に、夢は「普通になる」でした。卒業アルバムにもそう書いた記憶があります。

 

自分と社会の「ズレ」を認識していくにつれ、ますますその「普通になりたい」という思いは増大して行き、就職先を目指す時にまず考えたのが

「普通のことをして、しっかりお金を稼いで、社会一般における"幸せ"を得たい」でした。

そこから導かれるのは「堅い組織に入って、堅実な人生を送りたい」ということです。

 

それを軸に「私が好きなことをやっている、堅い会社」から順に受け始めたのですが

「もちろんこの本音」をブチ撒けてESも面接も望むわけにもいかず、ちゃんとオブラートに包みながら受けていたのですが、結果は全滅。

そもそも「堅い会社」が変人を取るのがおかしいんです。

 

そんな中、だんだん場慣れして「普通に擬態して面接を受けること」が出来るようになってくると、内定がぽつぽつと出始めます。

その中にあった1社が、先日退職願を提出した元弊社でした。

 

業種は金融業。

(同業者から見て中身はどうあれ)外から見ると、まぁ~~~~「堅い」上に「普通」ですよね。それに社会的地位も高そう。

ということで喜んで入ったのですが、ここから少しずつ、会社側も私も「ボタンの掛け違い」に気付き始めることになります。

 

仕事のやり方の間違い

しばらく配属された場所は、私のキャラや特性をうまく見出してくださり、いい所を磨いて伸ばしてくれ、また私は「私のどうしても足らないところ」を上司に吐露すると上手くその部分を補ってくれるようにしてくれるという、本当に良い環境でした。

「時に空気を読まないカリスマ性があり、1つのことに対する集中力は格段に高いが、マルチタスクが苦手で複数のことをうまく考えられない上に、目の前にある仕事は物凄いペースでこなすが先を予測したりプランを練るのがギリギリ」という特性を、相互に共有してくれていた感じです。

 

営業面はのびのびやらせてくれて、細かい事務の面は面倒を見てもらっていました。「堅い会社」あるまじき優しさです。

 

思えばそれに甘えてしまった自分もいけないのですが、そこでの仕事の仕方

「とにかく1つの事柄に専念して、物凄い気合とノリと集中で仕事に臨む」「得意なことが出来ていれば別のことはOK」ということ一辺倒になってしまった、なまじそれで結果を出せていたせいで、今の躓きに繋がります。

 

その環境から転勤になり、そこでもまぁまぁ上手くやれていたのですが、再度の転勤先でいよいよ心が折れます。

 

人間関係・会社の方針

思えば、辞めた時の配属先が「普通の」会社組織だったのかもしれません。

 

最後の配属先は人員があまりいないところで、一人が「オールラウンダー的な」働きを求められる場所でした。

そこで「今までの働き方しか知らない」自分も、そろそろ年次も行くことだし脱皮しなければと思い、忙しい中立て続けに降って来る色々な仕事にチャレンジします。

 

が、出来ない。

 

どうしてもマルチタスクが出来ない。

いつも「力を抜いてやればいい」と言われるが、「力の抜き方」がわからない。というより「力を抜くと仕事を進められない」感じ。

「淡々と仕事をする」ことが、出来ないのです。

 

それに加え、会社の方針も「一人一人がより多くの業務できるようになろうね」という方針、つまりより一層のマルチタスク化及び人員削減に向けた準備を始めました。

この辺りで、私の能力が不足しており、居心地が悪くなっていたのは確かです。

 

その上、上司が細かい人間で、書類がちょっとした誤字脱字で戻ってくる上、今までどこでも言われたことがない細かい部分にもデータを足せ、更にヒントを聞いても正解するまで答えは教えてくれない、というような仕事の人でした。

 

勿論仕事ぶりは堅く、それもまた正しいやり方だとは思うので、私が悪いのはわかっているのですが、ある日そんな感じで書類をああでないこうでないと言ったり来たりさせていた時に何かが切れ

「私、営業のはずなのに、何の仕事してるのかな?データアナリスト?文章校正?」という思いで頭がいっぱいになり、以後全く仕事が手につかなくなりました。

 

そもそも「普通の堅い仕事」で求められがちな細かい事務の部分が壊滅的に苦手なのに、そういった仕事を選んだ代償を感じました。

 

その体験はある意味「淡々と仕事をする」というやり方に私を導いてくれたのですが、その状態で仕事に臨んでも文字や数字が1mmも頭に入ってこず進まない。

そんな感じで浮力を失った風船のように、やる気もなく、腹が立つと仕事が残っていても「アイカツ!が見たいから」とさっさと帰るようになり、これ以上会社に損害を与えるわけにもいかないなと辞表を出しました。

その職場にいた別の課の人や、下っ端同士はみんな仲良しだっただけに、少し寂しいですが…

 

そして2日後、アポがない日でしたので人事部でも面接があり、慰留されましたが退職決定という形です。

 

その後は早く、というより自分でももう辞める気満々だったので案件引継書みたいなのを作っており、そういったものを出して客先に挨拶回りをして、最終出勤があって有給消化期間に入って~というのが今の状態です。

 

アイカツ!格言

「幼い頃から頑張ってもダメなものはダメ!なるべく避ける努力をしよう!」

「自分の身の丈にあった仕事じゃないと続かない!」

 

まとめるとこんなところです。

 

次は給料が安いとか、社会的地位とか、体面とか

そういうことを考えず、自分が好きで自分にあった仕事に就けるように頑張ります。

 

 

多分、自分がアイカツ!を好きな理由は

苦手なところがあっても、物凄い頑張って「個性」つまり「得意」を磨くことで仕事にする。その可能性を担保してくれるように感じられるからかもしれません。

 

その辺りは語り足りないので、いつか酒席ででも…

「アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!」に思うこと

今日はちょっと個人的には重めの内容を書きます。

 

先日、アイカツ!シリーズ5周年記念企画として発表された「アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!」

www.aikatsu.com

そこで「歌唱担当」の登壇が名言されました。

アイカツ!武道館での、STAR☆ANIS及びAIKATSU☆STARS!という歌唱担当ユニットの「卒業」("解散"とは名言されていない)から僅か3ヶ月半、流石にユニット名の記載はありませんでしたが、「歌唱担当」として「わか」「るか」「せな」and more...と「名前のひらがな名義」で出演の記載がありました。

 

Twitterなどで色々な皆様が憤ったり、悲しんだり、喜んだりしていたかと思いますが、私の思いを、なるべく齟齬がないように伝えたいなと思います。

 

今回の「歌唱担当」出演に関する、私のスタンス

「演者の出演はとても嬉しいが、タイミングと、『記載されているクレジット』に対して憤っている」

という状態です。まずはこのスタンスを明示しておきます。

こう考えるに至った経緯・バックグラウンドを、順を追って記載してまいります。

 

意見を表明するのに先んじて

私の頭のフィルターを通っていることを書くので、あくまでもこの考えは「私のエゴ」であり、当然この意見が一般論やまかり通るべきものだとは当然思っておりません。また、他の考え方をする方の人格・思想などを否定するものでもございません。

「こう考えている人もいるんだ」と思っていただけたら幸いです。

 

本題

私の考えは2つ。

アイカツ!シリーズからの『卒業』の報せを耳にし、ファイナルライブとなった武道館が終わってから僅か数ヶ月と、あまりにも再登場が早すぎる。気持ちの整理を邪魔しないでほしい。」

「また、再登場にあたってのクレジットが『歌唱担当』『わか・るか・せな』と、ユニットの記載はないものの『まだアイカツ!シリーズの歌唱担当が続いているかのような、必要とあらばいつでも彼女たちを『あの頃の名義』で呼び出せそうな記載なのが腑に落ちない。アイカツ!シリーズからの『卒業』とは何だったのか?あるいは何故演者個人の今の名義を記載しないのか?」

 

大きくこんなところです。

 

「再登場が早すぎると思う件」

これに関しては、特に深堀りするところでもないかとは思いますが

「新作からは声優歌唱です」との発表と、「STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!は武道館を最後にアイカツ!シリーズから卒業します」という発表がほぼ同時にあり、

煮え切らない思いを抱いたまま「このメンバーで、この作品の看板を背負って、作中に登場したイメージのドレスを纏って、イベントをやることはもうないのだろうな」と覚悟し、「新しい門出を、めいっぱい応援しよう」と決意して向かった武道館ライブ。

武道館終了後、喪失感でとてつもなく暗い気持ちだったところからの脱出、つまり「歌唱担当」としての「ひらがな名義」ではなく、演者個人の名義でそれぞれライブをやったり、ユニットを組んだり、ネットで生配信をしたりと、それぞれの道を歩み始め「さぁ、またここからだ」と「未練を断ち切りつつあり、気持ちにやっと整理がつき始めた頃」に、

いともあっさりと、「歌唱担当」として「アイカツ!シリーズ」の舞台に上がることの発表。

 

繰り返し申し上げておきますが、この感じ方はあくまでも「私のエゴ」でしかないです。それでも声を大にして叫びたいのが

「演者個人も前を向いて活動している中、私の心も"アイカツ!の歌の人"という未練を断ち切ってこれから演者個人と向き合おうと気持ちに整理をつけていた最中、唐突に『未練を思い出させるようなこと』をしないで欲しい

つまるところ「武道館での『卒業』って、何だったの?」

 

ということです。

2月の卒業発表、そして武道館で流した私の涙は、一体なんだったのでしょうか。

 

せめて、客観的具体的な期間を明示するのは難しいのですが、

記憶の彼方にあの頃の思い出が過ぎ去り、穏やかになった頃。

例えば10周年とか、せめて1年くらい空けるとか

そういうタイミングまで待っていただけたら、嬉しかったです。

 

登場にあたっての「歌唱担当」「わか・るか・せな」というクレジットについて

個人的な怒りはこの部分に対してのものが大きいです。

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作品側は特に深い意味を考えず記載したのでしょう。そうだと思います。ごまんとある仕事のうちの1つですので、そこはそういうものだと割り切っています。

 

それでも、"この名義"で記載することに関しての「重さ」を思わずにはいられません。

 

STAR☆ANIS・AIKATSU☆STARS!における「歌唱担当」の名義について

このブログを拝読してくださっている皆様にとっては、今更という情報かもしれませんが

STAR☆ANISのメンバーは、既に「秋葉原ディアステージ」という拠点で「ディアステージ」という事務所所属のアイドルとして活動していたメンバーを元に、後にるか・もなの2名を加え発足。それぞれが個人活動を行っている

AIKATSU☆STARS!のメンバーは、るか・もなに関してはどのような経緯かわかりませんが、アイカツ!シリーズの仕事を主としながらも「ディアステージ」という事務所の一員として個人活動も行っている

というイメージです。

 

今でも鮮明に覚えています。

今でこそ考えられませんが、つい1年ほど前の

「2017年4月1日」になるまで、彼女たちは「個人のTwitterで、

アイカツ!」という作品名はおろか、担当キャラクター名・曲名・ユニット名義での出演のイベントの詳しい告知・アニス/スターズの衣装を着た写真のアップなどは

「ほぼしていない状態」おそらく「禁止」でした。

「ほぼ」としたのは、2013年くらい…アイカツ!開始初期くらいにはいくつか「アイカツ!」という名前やキャラ名を出したツイートがあったことから、このような表現となっております。いつから禁止になったのだろうか

それでも、2015年の渋谷公会堂やツアーなど、告知したかったであろうところでは一切名前が出てこない形で寂しいです。

 

当時、Twitterのプロフィールには「アニメの歌のお仕事」という「どう見てもボカされた表現」だったり、

キャラクター名は「絵文字で代用」例えば「🌸ちゃん」(さくら)・「🌰🐿ちゃん」(栗+リス=栗栖ここね)などの「隠語」で表現していました。

ライブの名前は「ミュージックフェスタ」なら「MF」と書いたり、会場名まではOKだったかな?

 

いくつか当時のツイートを貼っておきます。

 

「解禁前」

 

これが、2017/4/1の解禁後には

 

驚きの変わりようですね。

 

ここから導かれるファン心理としては、口に出して言いたくはないのですが

アイカツ!という作品名を出して、個人名義での活動の足しにされたら困るのかな」

「当然なのかもしれないけれど、作品サイドと演者サイドは対等でなく、あくまでも作品サイドが強い力を持ってるんだろうな

というイメージでした。

 

関係各所の皆様、並びに演者の皆様。違ったらごめんなさい。

当時の私の正直な心境は

「一介の駆け出し・地下アイドルには、売名になりそうだから、あるいは何か作品側に不利益を蒙ってはいけないから『アイカツ!』という名前や、フルネームでの個人名義は出させねぇよ」という契約なんじゃないの?

という不信感がずっとありました。

 

このようなこともあり、私からすると

STAR☆ANIS・AIKATSU☆STARS!の○○」という表現と「フルネームの個人名義」という表現の間には

「にわかには埋められない差」があるものだと考えております。

 

それが、2017年4月。

奇しくもアイカツスターズ!最後の年となったタイミング、

言いたくはないのですが「売上や盛り上がり方など、アイカツ!シリーズとしての機能疲弊が明らかに感じられるようになった頃」に、解禁されたのですから、

解禁は嬉しかったのですが「こう(下向きに)なってきて、解禁したのか…遅くない?」という考えでした。

 

このように、紆余曲折を経て、やっと演者が堂々と名乗れるようになった「わか」「るか」などの「ひらがな名義」なのですが、

背景に「ひらがな名義」が、ある意味「足枷」のように活動の幅を縛っていた頃を思えば、

「卒業」して「それぞれが個人で活動している人」を呼ぶのなら

「今の活動名義、つまりフルネームも記載しろよ」と感じてしまうんです。

 

また同時に「歌唱担当」という呼び方も、個人で活動している今となっては「枷」を感じさせて「もう違うんじゃないの?」と思ってしまいます。

フルネームは無理でも、せめて「歌唱担当だった、わか・るか・せな」とか「歌唱担当」とか「卒業した歌唱担当」とか、そういった書き方をして欲しいです。

 

憶測の域を出ない考えから述べている上、完全に古参老害の意見なのですが、

「なんだかなぁ」と思ってしまうんです。

 

結局「個人で活動している」今でも、「個人で活動している名義」は出すこともなく、作品側の活動に参加する。

彼女たちの未来と、卒業という状態と、今までの活動に失礼なんじゃないかと、その呼び方に疑念が残ります。

 

この部分の疑念に対しては、5thフェス出演者の「霧島若歌」様らを始めとする皆様が、納得してやっていることであれば異論を挟む余地はなくなってしまうのですが、

 

私からすると、「歌唱担当」「ひらがな名義」で出る以上、アイカツ!シリーズからの「卒業」が出来ていないのでは?と見えてしまうんです。

こう考えていると表明いたします。

 

想定され得るこの意見への批判に対して

「武道館は小学生以下の子どもが来れなかった、でも今回のイベントは親の付き添いがあれば子どもも来れるから、子どものためにもやらないとダメでしょ」

アイカツ!という作品側としては『稼いでナンボ』だから、仕方ないだろ」

 

このような意見も耳にします。

この意見へと真っ向から反論するつもりはありません。正論かと思います。

それでも、結局のところ感情論、ワガママ、エゴでしかないのですが

「解散発表から今まで流した『私の涙』が安いものになるのが許せないので、やっぱりこのやり方には不満がある」と表明します。

面倒くさいオタクですね。

こじらせたファンの戯言だと思って頂けますと幸いです。

 

~~~~~~~~~~

 

考えすぎなのかもしれないですが、私の本心はこんなところです。

もちろんイベントは楽しみですし、イベントを打ってくださった関係各所の皆様には本当に感謝でいっぱいです。

ただ、Twitterなどでの反響の通り、もう少し心情を慮っていただけると、より嬉しかったです。

 

 

このブログを書こうと思ったきっかけの、はてな匿名ブログへのリンクを貼っておきます。ありがとうございます。

anond.hatelabo.jp

ttps://twitter.com/staranis_info/status/960073496813477888

https://twitter.com/staranis_info/status/960073496813477888

競馬を始めよう!①馬券の種類編 ~ウマ娘を見て気になった方へ~

「競馬っていいなぁ…やってみようかな…けど馬券の発売所は殺伐としてるし、周りに聞ける人もいないし…」

ご安心ください。

 

今日は #アイカツ競馬部 新入部員として、この記事で馬券の買い方を懇切丁寧に解説します!

 

但し、馬券購入は20歳になってから!

競馬場には何歳でも入れるので、競争を見たり場内でご飯を食べたりというのは20歳未満でもOKですが、馬券の購入や譲受は禁止です。

 

J○A公式サイトの「馬券の種類」解説ページは、わかりづらい!

JRA|競馬ビギナー・はじめての方へ|馬券の種類

このページに解説があるのですが、ピンと来るような来ないような……

基本的な種類は抑えているのですが、それでいて「軸○頭ながし」「ボックス」などの詳しい「買い方」の説明まではされていないというあと一押し欲しい内容。

今日は基本を抑えながら、最後の応用編ではそこまで触れながら説明してまいります。

 

馬券の種類をすっ飛ばしていきなり「買い方」の解説から読みたい場合は下のリンクをどうぞ

 

 

基礎編 ~馬券の種類はどのくらいあるの?~

  1. 単勝
  2. 複勝
  3. 馬単
  4. 馬連
  5. ワイド
  6. 3連単
  7. 3連複
  8. 枠連 (←ちょっと特殊なイメージの馬券です。)

平たく言うとこの8種類が個人的な「種類」かなと思います。

色分けしたのは、その馬券で「指名する馬の数の違い」を表しています。

  • 赤字…1頭を指名
  • 青字…2頭を指名
  • 緑字…3頭を指名
  • 紫字…場合によって変動します。

具体的に種類ごとの解説に入る前に、抑えておくべき「基礎知識」から説明します。

 

競馬って、何位までを予想すればいいの?

馬券の買い方にもよりますが、「1位」あるいは「1位・2位」「1位・2位・3位」を予想すればOKです。

面白いことに、「2位・3位」「2位」「3位」「1位・3位」を予想しても、馬券の買い方次第では的中となります。

極論、4位以下は全く必要がないので、考えなくて良いです。

 

馬券はいくらから買えるの?

最低100円から、以降100円刻みで購入できます。

 

まずは「単」と「複・連」の違いを覚えよう

上記した8種類の馬券種類の中に「単」「複」「連」という文字が多いことにお気付きでしょうか。

平たく説明すると

  • 「単」が付く馬券…選んだ馬が、選んだ順番通りに来ないとダメ!
  • 「複・連」が付く馬券…馬を選んで、上位に入っていれば順番は関係なし!

このようなイメージです。

 

どうでしょう、なんとなーくイメージを掴んでいただけたでしょうか?

「1~3位を予想すればOK」

「単」「連・複」という文字で順番を考えるか変わる

この2つを抑えていただければ上出来です。

 

それではいよいよ馬券の種類ごとに個別解説していきます。

 

1.単勝

1着に来る馬 1頭を当てる」

非常にシンプルな買い方です。とにかく選んだ馬が先頭でゴールすれば勝ちです。

オッズ(払い戻し金の多さ)は、超人気馬だと「100円賭けて110円しか帰ってこない」など少ないこともありますが、あまり人気がなかった穴馬が来れば「100円賭けて3,000円帰ってくる」など大きいこともあります。人気によりマチマチ。

 

2.複勝

1~3着※に来る馬 1頭を当てる 順位は1~3着どこでもいい

えっ!?1頭選んだ馬が、1~3着どこでもいいの!?優しい!

但し、米印の内容が結構重要なので最後まで読んでくださいね。

 

的中確立も高い基本の買い方です。

その反面、オッズは期待できません。人気馬なら1.1~1.8倍程度、穴馬でも3.0~15.0倍程度に収束するケースがほとんどです。

また、突っ込んだ話をすると地方競馬(ここでは解説しないので気になった方は自分で調べてください)では、的中しても「1.0倍」つまり「100円で買ったのに払い戻しも100円とプラスマイナス0」ということも往々にして起こるので、注意してください。

中央競馬では、どんなにオッズが低い人気馬の複勝でも「JRAプラス10」(

JRAプラス10 JRA

)制度により、大体1.1倍で帰ってくるので手堅く増やしたい時に活用してみてください。それでも極めて希に100円返しの時があるのですが…(どっちやねん)

 

例えば「どう考えてもこの馬来るやろ」みたいなレースで、複勝が1.1倍しか付かなくても、100円ではなく、10万円賭けたらどうなるでしょう?勝てば11万円と「1万円」も利鞘を取れる計算です。もちろん外れれば10万円パーですが…

「ひたすら複勝だけに多額を投じている競馬師がいる」くらい、場合によっては堅い買い方なので、是非抑えておいてください。

 

※ただし、出走馬が「7頭以下」の場合は、的中対象が「1~2着の2頭」へと縮小されます!

地方競馬では7頭以下の小レースが結構あるので、気をつけてください!

7頭が分水嶺です。私はこうなったら複勝は買いません。

 

~番外編~

馬券を買う時に「折角なら選んだ馬の名前が載ってる奴が欲しい!」と思うこと、ありませんか?

私はあります。なぜならオタクなので。

選んだ馬の名前が記載される馬券は、この単勝複勝だけです!

ちなみに単勝複勝を1枚の馬券で購入できる応援馬券と呼ばれる買い方もあり、それも名前が出ます。更に「がんばれ!」という文字が馬券上部に出ます。

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応援馬券

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こんな感じでデンッと名前が出ます。但し複数馬を一気にこの買い方で買うと1枚に何頭もまとめられちゃいます!推し馬の記念馬券などを買う際は1回に1頭ずつ買うようにしてください。気をつけてくださいね。

 

3.馬単

1着と2着に来る馬2頭を 順位通りに当てる」

ここら辺から少しずつ難しくなってきます。

「1着は絶対コイツ!2着は絶対コイツ!」と、順位当てに自信がある時に買いましょう。

シンプルなのですが、2頭も正しい順番を当てる必要があるため、オッズはそこそこ付きます。

 

複数の馬を当てる必要が出てくる辺りから、馬券の種類の次に「買い方」を考える必要が出てきます。それは最後の「応用編」で説明します!

 

4.馬連

1着と2着に来る馬2頭を当てる 順番はどちらが1着でも2着でも問わない

私が比較的よく買う買い方がこの馬連

「あの馬とこの馬の2頭で決まりだろうけど、どちらが1着になるか2着になるかわからないな…」という時に力を発揮する馬券です。

例えば「1着:10番」「2着:16番」だった場合か、「1着:16番」「2着:10番」だった場合に、「10-16」の馬連を購入していれば当たりです。(馬連の番号表記は必ず若い順に表記されます。)

先程の馬単と比べ、2頭がとりあえず1,2着に入れば順番は問わないため、オッズは劣ります。(極めて希に穴馬が入った場合など券種の販売状況により、オッズにほぼ変わりがないかむしろ馬単より上がるという逆転現象が起こるケースもあります。)

馬券販売締切までリアルタイムに推定オッズが公開されていますので、それを見ながら買いましょう。

 

5.ワイド

1~3着に来る馬2頭を当てる 順番はどちらも1~3着以内に入っていれば問わない

これが「1着・2着」はもちろん「2着・3着」「1着・3着」でも当たりとなる、結構当たりやすい変り種の馬券です。

「実力拮抗で読みづらいけど…この2頭はきっと上位には入るだろう」という時に買いましょう。

但し、オッズは往々にして低いです。人気馬同士だと1.4~2.0倍程度ということもありますが、人気馬-中位人気馬の組み合わせで5.0倍、穴馬同士で10倍・20倍オーバーなどもありますので、かなり使いやすい種類です。

 

オッズが著しく低い人気馬同士のワイドは、点数(選んだ馬の数)を増やすと「当たったのに払い戻し金の方が購入金額より安い!」ということもよくあるので、基本はピシッと1点買い(1つの組み合わせしか買わない)になります。

あるいは、3着くらいまでには穴馬が入ることを狙って「オッズがある程度出る穴馬を絡めたワイドを2点・3点ほど買う」という買い方もよくやります。

当たりやすい分、堅い買い目だと安い、でも穴狙いも買ってみやすいと結構奥が深い券種なので色々試してみてください。

 

6.三連単

1着・2着・3着に来る馬3頭を 順位通りに当てる

全ての競馬ファンの憧れ・最高難易度の券種です。馬単を3着まで拡げたイメージです。

三連単1→5→9」という馬券なら、「1着:1番」「2着:5番」「3着:9番」以外の着順は全てハズレです。たとえ2着9番・3着5番とちょっと入れ替わったといった場合でも、ハズレです。

オッズは、当然一番高いです。

「1番人気馬→2番人気馬→3番人気馬」で買っても、出走頭数8頭などの小さなレースでも8倍以上は当たり前、中央競馬でよく見る16頭ほどのレースなら30倍~といった具合でしょうか。

下位人気馬が数頭入るなど大荒れになると、平気で「10,000倍」超え、つまり100円しか買わなくても100万円~で帰ってくるような三連単が発生します。

 

まぁ~これは当たらないです。出走頭数が少ないレース以外では、自信も勇気もないので私は買えません。

超堅い馬や期待の馬がいる時に、1着だけその馬に決めて2着以降は複数馬に流して購入する、という以外はまず買わないです。馬と着順の選択肢を広げれば広げた分だけ購入点数が増え、投資額がどうしても増えてしまうので怖くて手を出せないです。

 

当たりにくい分当たればリターンがものすごくデカく、一発で今までのハズレ分を取り戻せるような当たりになることもあるので、普段から穴馬を絡めた万馬券三連単ばかり買い続けている人も一定数存在するようです。

 

7.三連複

1~3着に来る馬3頭を当てる 順位はどの馬が1~3着でも問わない

三連単と比べると、大幅に難易度が低下します。馬連を3着まで拡げたイメージです。

結構人気が高い買い方の1つで、そこそこのオッズとそこそこの当てやすさが両立するケースが多いです。

10頭以上のレースで「4,5頭くらいは上位に入りそうな馬がいるんだけど、とりあえず全部抑えておきたい!」「この馬は絶対1~3着には入るだろう、でも対抗になる馬をなかなか決めきれずあと4頭くらいは見ておきたいな…」など、様々な場面で選択肢に入る券種です。

 

私はこの三連複を最も使っています。後述する「ボックス」「軸1頭ながし」などの買い方を駆使して、いつもおいしくリターンをいただいております。

 

8.枠連

1着・2着に入る馬が含まれる枠番2つを当てる 順位はどちらが1着でも2着でも問わない

ここで新ワード「枠」の登場です!

この概念の説明は、競馬出走表を見るのが一番手っ取り早いので画像を一枚。

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「1 キタサンブラック」「2 ゴールドアクター」「3 ムスカテール3分間待ってやる!

など、馬の名前のすぐ前に来る数字が「馬番」言ってしまえば「そのレースにおける、その馬を表す名前の代わり」みたいなものです。今まで「1着:10番」「2着:16番」という言い方で呼んでいたのは、この「馬番」のことです。

要は「馬の名前と同じことを言っているだけの数字」なので、あまり気にしなくていいです。

 

そして、「馬番」の上を見ると、なにやら2頭ずつ区切られて

「■1」「■2」…「■8」まで、色分けされ更に別の数字が振ってあることに気付くかと思います。

これが「枠番」です。

 

この、馬の出走位置によって区切られた「枠」により、レースを見るのが枠連なんですね。

 

ここでいくつか注意しておきたいのは

・「枠」は、必ずしも2頭で1枠ということはなく1頭で1枠しかならないものもあれば、3頭で1枠と、もっとまとめられることもある。

・1枠に2頭以上入っている場合に、例えば「1着:1番(1枠)」「2着:2番(1枠)」と同枠の馬が1,2着でフィニッシュした場合、「枠連1-1」(通称「ゾロ目」)じゃないと当たりにならない。

という点です。

同枠-同枠でフィニッシュすることもまぁまぁあるので、注意が必要です。

 

ここで「枠連」の具体的な説明に戻りましょう。

どのようなケースで「枠連」を買うのかといいますと…

「○枠の2頭が両方ともまぁまぁ着そう、▲枠の2頭のうち片方は多分1着か2着に入るだろう」というように、これもとかく絞れない時に買うのが基本かなと思います。

また「穴馬を絡めたい時に、穴馬がいる枠の中に別の穴馬や中位人気馬がいれば『おっ、この馬も入れられるのか。ラッキー』となって買いやすい」

といったケースが想定されます。

 

言ってしまえば「地味」な券種なので、あまり日の目を見ることがないのですが、1点オススメの買い方を伝授します。

例えば、先程の画像で「1,2着は1番と2番!馬連で勝負だ!」というケース。

両方とも「1枠」と同枠で、1枠には1番2番以外の馬はいません。(この2頭しか入っていない枠です。)

 

オッズを確認してみてください。

馬連 1-2」と「枠連1-1のゾロ目」…馬の組み合わせは全く同じなのに、

往々にして枠連ゾロ目買いの方がオッズが高いんです!

 

最近あった実例を画像で紹介します。

2018年6月16日(土)阪神競馬場2Rの結果です。

この画像では枠番は数字での記載がありませんが、一番左の"色分け"が枠です。

抜粋ですが、1枠に2頭ずつ入っていますね。

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それで、結果が…

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このように、1着と2着が同じ色の「6枠」です。

なので、枠連での当たりは「6-6」のゾロ目となります。

ちなみにこの「6枠」には、8番と9番の2頭しかいないので、

馬連8-9」と「枠連6-6」は、全く同じ馬を買ったことになります。

 

 

そして、払戻金のオッズは…?

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枠連6-6」15,210円

馬連8-9」11,010円

 

何故同じ馬を同じように買っているのに、枠連馬連で4,000円以上も差が付くのか…!

 

そう、「枠連のゾロ目買いはほとんどされない」ので、その分人気が低くなりがちなため、払戻金が高くなることがある

という実例でした。

※当然例外もあります!逆に安かったり…

 

「同枠の馬連を購入するときは、締切時間に余裕があったら、枠連ゾロ目のオッズも見てみよう!」

 

 

応用編 ~券種ごとの「買い方の種類」を見てみよう~

馬券の種類を覚えたなら、次は買い方を学びましょう。

単勝複勝以外の「複数の馬を選ぶ券種」では、色々な買い方があります

順番を当てなくてはならない「単」シリーズも、上位なら順番は問わない「連・ワイド」シリーズも、どちらもほとんど同じ概念で買い方を選べます。

 

例えば馬連で…

「『1,2,3,4番』この全部が1,2着に入る素質あるし、オッズもまぁまぁだから、とりあえず含まれる組み合わせを買おう」などと思った際、いちいち「1-2」「1-3」「1-4」「2-3」「2-4」…と1つずつ買うのは面倒ですよね。

そういった時にはちゃんと、全ての組み合わせを一発で購入できる買い方があるんです。

 試しに出したこの例では「ボックス」という買い方で購入してやると、最も楽です。

 

この他にもいくつか買い方があるので、順番に紹介していきます。

 

抑えておきたい「買い方」の種類

  1. ボックス
  2. ながし
  3. フォーメーション

 

大きく分けてこの3つです。

 

そして、基本的なことですが覚えて頂きたいのは、全ての買い方で

同じ数の馬を選んだとしても、順番当てが必要な「単」は、順番を問わない「連・ワイド」に比べて、組み合わせが増えるので購入点数が多くなる。

というのは、念頭に置いてください。

 

では1つずつ解説していきましょう。

 

1.ボックス

「複数馬を一挙に選択し、選んだ馬全てが含まれる組み合わせを購入する買い方」

言葉にするとわかりづらいのですが、順番当てが必要な「単」でも、順番当てが必要ない「連・ワイド」でも

「選んだ馬の中で作れる組み合わせを全て作り、 何が着ても当たりとなるように全部一気に買う」という買い方です。

 

「ボックス」という名の通り、箱の中にポンポンっと馬を入れたら、全ての組み合わせでお買い上げ。という感じですね。

 

例えば、5頭の馬をボックスで選んだ時に

馬単ボックスでは→20通り(最低2000円から、以後4000円・6000円…で購入)

馬連・ワイド・枠連ボックスでは→10通り(最低1000円から、以後2000円・3000円…)

3連ボックスでは→60通り(最低6000円から、以後12000円・18000円…)

3連ボックスでは→10通り

 

と、買い方により含まれる組み合わせの数にばらつきがあることがわかります。

 

どうしても買い目が多くなりがちなので、馬券が当たったにも関わらず、購入金額よりも払い戻し金の方が安い「トリガミ」になりがちです。

わかりやすい買い方の分、選択馬数を絞るか、オッズがある程度出るレースや馬を狙うかという調節が必要になりますので、そこは注意ですね。

 

2.ながし

「『この馬だけは○着に/○着までに絶対に来る!』という馬を1頭だけ『軸』として指名し、後は複数の馬を選んで購入する買い方」

「もしもに選んだ馬が入らなかったら、全てハズレ」

 

このようなイメージです。枠連の場合は馬という単語を枠に置き換えてください。

「ある馬/ある枠と心中するのは決めている!後はそこから幅広く選択肢を持ちたい」という時に使います。

 

「軸馬を複数頭指名したい」または「軸以外の馬を変則的に指名したい」という場合には、後述する「フォーメーション」という買い方になります。

 

「ながし」という買い方は、その中にもいくつかバリエーションがあって複雑なので、券種ごとに解説してまいります。

 

馬連・ワイド・枠連の「馬か枠2つ」を選び、順番は問わない買い方におけるながし

例えば、馬でも枠でも「1番は絶対入るので軸、後は2,3,4番どれか」と考えたら、購入点数としては

「1-2」「1-3」「1-4」の3点、つまり軸馬・軸枠以外の選択数がそのまま購入点数になります。この場合は最低300円からの購入という形に。

順番は問わない買い方なので、順位はどっちが1着でも2着でもOKですね。

但し、軸の「1番」が入らず、たとえ「1着:2番」「2着:3番」などだったとしても、それはハズレです。

 

馬単におけるながし

馬単におけるながしは「1着ながし」「2着ながし」の2パターンがあります。

 

先程の番号を踏襲して説明しますと「1着は絶対1番!2着は2,3,4番のどれか」と考えた場合に買うのが「1着ながし」で、軸は1番から、購入点数としては

「1→2」「1→3」「1→4」の3点となります。

先程のように「軸」の1番が外れるのはもちろん、当然「馬単」は順番を当てる必要があるので、「1着:2番」「2着:1番」などと逆転してもハズレです。

 

翻って「2着はコイツだ!」と2着を決め打ちして軸に、後は1着となりそうな馬を複数選択するなら「2着ながし」を使います。これは名前の通りなので特に説明することもないです。

 

「マルチ」について

「1着ながし」「2着ながし」共に、「マルチ」というオプションをつけると、いわゆる馬連のように、逆順の馬単も一気に購入することができます。

例に出している「1着は絶対1番!2着は2,3,4番のどれか」というケースなら、基本の

「1→2」「1→3」「1→4」に加え、「2→1」「3→1」「4→1」の馬単も購入、合計6点の買い目をそろえる形になります。

「それなら馬連でいいだろ!」と思うかもしれませんが、オッズが微妙に異なってくる(特に穴馬1着→本命馬2着になれば馬単の方が格段にオッズが高くなりやすい)ので、このような選択肢も用意されています。

 

3連単におけるながし

最も「ながし」のパターンが多いです。

「1着ながし」「2着ながし」「3着ながし」の「軸馬1頭だけ選ぶ」系と

「1・2着ながし」「1・3着ながし」「2・3着ながし」の「軸馬を1頭ずつ、計2頭決めちゃう」系、計6種のながしがあります。

 

上の馬単におけるながし」で出たことが3頭に増えただけなので、もう説明することも特にないかと思いますが、「軸馬以外の選択肢の取り方」について、例を出して説明します。

 

軸馬を1頭だけ選ぶ場合における、軸馬以外の選択肢の取り方

軸馬を1頭だけ選ぶ買い方の場合、軸馬以外は複数頭を選択できます。

例えば「1着は1番、2着か3着は2,3,4番のどれかだろう」と考えた時には、「1→2,3,4→2,3,4」と比較的後ろを幅広く取った馬券が買えます。

イメージとしては「軸馬以外の部分は、ボックスで買っておく」ような感じです。

この場合の購入点数は「1→2→3,4」「1→3→2,4」「1→4→2,3」の計6点です。

 

ここで注意して欲しいのは、「軸以外の馬は、全てボックス買いとなる」ところです。

先程の例を踏襲して「1着は1番、2着は2,3,4番のどれかだろう。でも3着は2,3,4,5番かな」など、軸以外の馬の順位を変則的に選びたい場合には、後述する「フォーメーション」という買い方になります。

 

一応、3連単のながし投票にも「マルチ」があります。

が、かなり複雑なのでマルチで購入したことはありません。

気になる人は↓JRAのホームページに詳しい例があるのでそちらをご参照ください。

マルチ投票とは?

 

3連複におけるながし

こちらも「軸馬を1頭決める、軸1頭ながし」「軸馬を2頭決める、軸2頭ながし」の2パターンがあります。

但し、1~3着に軸馬が入っていれば順位は問わないので、複雑さはないです。

後は先程の3連単における部分と同じで「軸馬以外の部分は、ボックス買いのような感じ」なので、説明は割愛します。

私が一番良く買うのはこの「3連複・軸1頭ながし」という買い方だと思います。

 

 

3.フォーメーション

説明がかなり雑になってしまいますが…

平たく言うと「『軸』馬を複数頭選べるようにして、全部『軸』同士の組合せで勝負する馬券というイメージ。

軸馬の頭数は1頭でも何頭でも良いので、選び方によっては「ながし」と全く同じ買い目を作ることができる、「ながし」の上位互換のような買い方です。

「単」系馬券におけるフォーメーション「1,2,3着それぞれの『軸』馬を1頭~何頭でも選択して、その組み合わせを全て購入する買い方」

「連・ワイド」系馬券におけるフォーメーション「1,2,3頭/枠目それぞれの『軸』馬を、1頭~何頭でも選択して、その組み合わせを全て購入する買い方」

このように言えるのですが、意味わからないですね。

 

自分でも言葉にすると良くわからない買い方です。

「あれも買いたい、これも買いたい…でもある程度は順位予測できる…」と「中途半端で悩ましい時」に使いましょう。

例で説明するのが一番早いのでそちらに切り替えて行きましょう。

 

馬連・ワイド・枠連のフォーメーション

例のごとく枠連については頭の中で「枠」に置き換えて考えてください。

例えば「1,2番は強いけど潰し合いそうだし、どちらかが上に入った時には3,4番がそれ以外のところに入るだろう」と考えたケースでは「1,2」(1頭目)-「3,4」(2頭目)のフォーメーションを買う感じです。

「1-3」「1-4」「2-3」「2-4」の4点を買う形となります。

もちろん「連」シリーズなので、もしも逆順でゴールしても当たりです。

 

しかし気をつけたいのがこのケースでは同軸同士の「1-2」「3-4」は含まれず、あくまでも「軸その1」-「軸その2」で入らないといけないということです。

 

買い方としては「軸その1は1,2番」「軸その2は1,2,3,4番」など、被らせて買うこともできます。

馬単におけるフォーメーション

これは簡単です。「1着は1,2番どちらか、2着は3,4,5番かなぁ」など、軸1頭ながしと比べて、複数の馬を軸として買いたい時に使うだけです。

もちろん馬を1,2着両方重ねることも可能ですし、気が変わって「やっぱり1着1番、2着は2,3,4,5番で買っとくか」となっても、「フォーメーション」でも「軸1頭ながし」と同じものをそのまま買うこともできます。

 

3連単・3連複におけるフォーメーション

これも特に説明する必要がないかと思います。

1着/1頭目軸:1,2番

2着/2頭目軸:2,3,4番

3着/3頭目軸:1,5,6,7番

など、とにかく変則的に組みたい時に使うのみです。

上記の例では2-3-4頭の末広がりで購入していますが、4-2-4頭、5-4-3頭、3-1-2頭などどんな組合せでも買えます。

 

 

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いかがでしたでしょうか。

入門記事…という割にはいろいろ書いてしまいすごい長くなりました。申し訳ないです。

 

次は私が「オッズと購入点数のバランス」を考えて、よく買っている具体的な買い方を説明します。

 

競馬は実質アイカツなので、よかったら楽しんでみてくださいね。

もちろん、ハマりすぎて無一文にならないように…

アイカツフレンズ!が面白い。

お久しぶりです。退職願を出してスッキリした北大路さくらです。

 

それはさておき早速ですが、タイトルの通りアイカツフレンズ!が面白いんです。自分でも驚くほど毎週楽しみです。

今週は丁度第10話まで放送された段階の今、なんでこんなに面白く感じているのか、気付いたことを書き出してまいります。

 

 

1. テンポの良さを実現する、メインキャラ1人1人に割く時間の適正配分・説明パートの少なさ

2. 友希あいねという「アイカツの基本姿勢」を始めから体現するキャラクターの便利さと人間的魅力

 

大きく言うとこの2点にあると思います。

 

無印アイカツ!では1~9話の間に登場したのはいちご・あおい・蘭・美月のみ、10話でおとめが登場と10話までに5人しかメインキャラが出ない少人数制でした。最初の作品ということもあってか「アイカツ!の基本姿勢」とも呼べる「ポジティブ」「相手を尊重する」「練習はたくさんする」「見えないところでも頑張る」という方向性を示すような説明的な回と、いちご・あおいという駆け出しアイドルの成長に割いた回が多く、伝えたい内容を考えると少人数しか登場させず情報量を絞ったのは納得できます。

 

他方アイカツスターズ!では、テヅカツ!コメンタリー上映回にて佐藤監督から「10話までに伏線を詰め込んでいる」「アイカツ!との違いをハッキリさせる」という発言があったのですがその通りで、10話までの間非常に情報が多いです。更に登場人物も、ゆめとローラに焦点を当てながらも、(第25代)S4の説明に割く時間が多かった気がします。個人的には、S4の、特にS4個人の詳しい説明などは、序盤に見せるには少し情報過多なのではないかなと懐疑的でした。

ゆめとローラ・小春の間で完結的に成長してゆくのではなく、S4の背中に引っ張ってもらいながらそれぞれ切磋琢磨するという流れが見えた気がしたのでS4の説明は仕方ないのかもしれませんが、個人的には序盤は情報を絞り、ゆめ・ローラという主人公格をもっと見せて欲しかったです。

また、1話でゆめが初ステージ後倒れる・10話で学園長とひめ先輩がゆめを巡りバトルなど重めの伏線を残し、そのまま話を進めていく手法は、メインターゲットである女児層にとっては気持ちがゴチャゴチャしてしまうのではなかったでしょうか。

「This is 個性」という言葉が象徴するように、登場キャラ全員が様々な方向性を示しているが故にいわゆる「個人回」が序盤から多く、誰が作品を引っ張っていくのか、キーパーソンが見えづらかった気がします。結論としては組別制度もあり、組内でそれぞれS4が同組の後輩を引っ張るというような展開や、ゆめ・ローラ・小春・真昼・あこらで頑張るといった展開、1vs1で進行する物語もあり、アプローチの引き出しを多く持って進んでいきました。

これから先の展開を安直に見せず、様々な可能性を用意することで「考えさせる」序盤の作りだったと言えるかと思います。「無印アイカツ!との違い」は明瞭に感じられましたが、システムや登場人物の説明的な回が多かったのでちょっと退屈でした。

 

 

そしてアイカツフレンズ!です。よく出来てるなと感じるのは、友希あいねというよく出来たキャラクターを最大限活用している、1話・2話を見た時でした。

アイカツのシステマチックな部分の説明、例えばアイカツパスとアイカツカードの関係、学園案内、ココちゃん、ダイヤモンドフレンズといった基礎知識の説明を2話で瞬殺でこなし、

アイカツの心構えの1つとも呼べるポジティブさ、地道な練習、相手を尊重するという姿勢を1話でこれでもかと示し、2話では"見えないところでも頑張る"ことをラブミーティアライブの裏方仕事を率先して行うことで示し、

ラブミーティアという道標になるアイドルを登場させ、

2話では最後にあいねとみおのハイタッチで「フレンズと一緒にアイカツする」という方針を再度確認させる。また、来週からもこの2人の成長劇を見せられるんだろうなという心構えをさせるという濃密な25分。

上から目線で申し訳ないですが、この2話は本当に天才だなと思いました。

今までアイカツシリーズが積み上げてきたものもあるので、極論、過去作からのファンにとってはシステム語りをある程度カットしてもなんとなく方針はわかるかと思います。

そして、新規ファンにとっては1話で友希あいねという強烈なポジティブキャラがいきなり友達と仲良くなり、練習を頑張って、最後にみおという実力派アイドルをも唸らせる想像以上のステージを成功させたことで、"この娘のやっていることがアイカツを成功させるカギなんだ"と結果という説得力を以って"お決まりの方針"を感じさせています。

このように1話・2話でサクっと主要な説明的パートを終わらせ、そこからしばらくは説明チックなのは舞花・エマの登場部分くらいで、ひたすら「成長の物語」として魅せる、視聴者をストーリーにガッチリ引き込む。いいテンポだなと思いました。

2話までの大胆な展開は無印アイカツ!アイカツスターズ!と2作品を経たからこそ、ある程度アイカツ!シリーズの下地というものが確立されたからこそ出来るものなのかな?と感じます。

 

メインキャラクターは10話現在で6人が登場、ラブミーティアに関しては「とにかくすごい人らしいけど語られすぎることがない」状態で、あくまでもあいね・みお・舞花・エマの4人が、あいねが巻き起こす波を起点にして3人が成長する、そしてあいねが3人に当たって自分に跳ね返ってきた波で成長する物語が中心となって進んでいるように見受けられます。兎に角現在のところは構造が「わかりやすい」です。今後はこの4人をもっとざっくり言えば「2組」という更に少ない軸で捉えて見ることも出来るようになるのであろうというイメージも容易です。

平たく言うと、雑に見てても本当に内容がわかりやすいし、この先どうなるのかも想像しやすいです。

個人的にはあれこれ考えるのはあまり好きでない、出来れば来たものをそのまま受け流していたいタイプなので、有難いです。

 

何より、あいねが気持ち良い。頑張り屋で、明るくて、優しくて、人の話を聞いて、すぐ人を信じて、時に空気を読まない押しの強さもある。アイドル、先生、家族やファン…周囲の人を全員味方につけるのも頷ける純粋な人間的魅力が最初から備わっている。嫌味がない優等生すぎる。

思い出してみると、いわゆる無印アイカツ!序盤におけるいちごの立ち位置が今のあいねと重なる気はします。あいねの方が少し出来過ぎですが、似ている気がします。この立ち位置が今後変わるのか、そのまま行くのかというのは、過去作ファンとして気になるところです。

 

 

もう一押し、個人的推しポイントを語るならば、

「湊みおがあいねにベタ惚れなんだけど、中々気付かない」「気付いてきてからは素直に言えないところ」も大好きです。

いつも周囲に分け隔てなく接するあいねにやきもちを焼いたり、いつも自然とあいねと一緒にいたり、最初から正妻ポジション。遂にフレンズ結成のために告白するみたいですが、ここまでの2人の関係性がラブコメ要素として激アツです。

 

 

ここまで大絶賛でしたが、最後に少しだけ気になることもあります。

「サウンドがダンスミュージック調の曲だらけ」です。今のところ。

音楽制作がDigzになったとの情報を見てある程度予測は出来たのですが、見事にズンドコ・ピコピコした曲ばかりです。

アイカツ!アイカツスターズ!を経ているので耳が肥えているのは重々承知ですが、もっと色々な音を出して欲しいと欲張っています。

 

 

熱弁が続きましたがこんなところでしょうか!早くアイカツナビのココの回とステージを見たいです。

遅いんでもう寝ます。じゃねば~い!

ゲットして良かったアイカツ!関連グッズ5選

このタイトルを見ていきなり「アフィブログっぽくなったなぁ」と感じる方もいらっしゃることでしょう。

ご安心ください。

アフィリンクどころかAmazon楽天市場へのリンクすら貼らないのでご安心ください。欲しくなった人は勝手に買ってください。また、別に関係各所から金を貰ったステマの回し者でもないので安心してください。

 

というわけで順を追って紹介していきます。

 

1. アイカツ!シリーズのブルーレイ各種

実売価格:アニメ本編なら2クール入りのBOXで21,000円~ 映画は別

 

これは当然であり基本ですね。ここがスタートラインです。

BD担当まっP(ハピネット松井智)の回し者じゃありませんよ?

各種ストリーミング動画配信サイトに月額を支払ったり、TVを録画したりと視聴方法は様々ありますが、どうせ見るならBDのFullHDという高画質で見たいところです。

特に本放送・ストリーミング配信だとステージシーンはどうしてもビットレートが足りずにノイジーになりがちなのですが、BDなら安心です。

BDから抽出したキャプチャを何枚か貼っておきます。

 

アップでも綺麗!

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引きでも綺麗!

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観客の顔まで綺麗!

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このように大変美しいですね。(圧縮された画像ですが…)

特に人数が多くてワチャワチャした動きのところは如実に差が出るのでBD持っててよかった~となります。

 

そんなBDにも「基本的に外出先で見れない」という欠点があります。

コピーガードを外してリッピングして…面倒ですよね。

出先で誰かに布教したい場合や、アイカツ!飲みを居酒屋でやりたいなどそういった場合には、やっぱりストリーミング配信やNASネットワークなどを利用する方が便利です。どちらにもそれぞれの良さがありますね。

 

2. FullHD対応プロジェクター

実売価格:50,000円~

 

いきなり来ました。もう半分くらいアイカツ!関係ないですね。

プロジェクター、私が買ったときよりも今は随分安くなり、買い求めやすくなっております。

察しがいい読者の皆様は既にお気付きでしょうが、北大路家ではいつも上記のブルーレイをこのプロジェクターで見ています。大体100インチ相当。兎に角大画面は最高。

部屋に大きい白い壁があったら是非その一角だけは物を置いたり吊ったりせず、プロジェクターを投影してみてください。一度使うともう普通のサイズに戻れなくなります。

こんな感じで天井から吊り下げて使用しております。

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ちなみに端子さえあればパソコンの画面やゲームなどもプロジェクターに出すことができるので、普段から何かと重宝しますよ。

アイカツ!視聴用にと購入したのですが、もっぱら大好きなゲーム「地球防衛軍」シリーズをプレイするのに使っています。

配線周りなどが面倒ですが、非常に満足度の高い買い物でした。

 

3. 劇場版アイカツ!一番くじぷち コレクショングラス各種

実売価格:もう手に入らないと思います…中古ショップなどで探してください

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「水があればなんでもできるからね」の言葉通り、水の大切さは皆様ご承知のところかと推察いたします。

このコップに飲料を注げばなんでも美味しくなります。実用的ですね。

今日は私がいつも決めている使い方を皆様に伝授しますね。

 

星宮いちご…ジュース用

霧矢あおい…天然水やお茶用

紫吹蘭…日本酒・焼酎・サワー類といったアルコール用

(写真にはありませんが)大空あかり…"麦のブレインサンダー"や発泡酒

 

どうでしょう。なんとなく想像できましたでしょうか?

紫吹蘭とはいい酒が飲めそうですよね。

大空あかりが「泡立つ黄色い液体」専用なのは、ここには書けないイメージなので"察して"ください。

 

4. アイカツ!オフィシャルコンプリートブック各種

実売価格:1冊1,500円

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これはフアン必読です。

TOWが設定資料集・画集だとしたら、こちらはストーリーや内容を解説したファンブックです。もちろんイラスト豊富です。キャラクター解説、各話プレビュー、関係者インタビューと非常に満足できる内容。

関係者インタビューについては、声優・監督・プロデューサーはもちろん、音響監督・MONACA・CG制作者なども網羅した感動のボリューム。

アイカツ!フアンのオフ会などにこれ一冊持っていけば話のタネやお話を思い出すきっかけになること間違いなしです。

お値段もお求めやすく、是非持っておきたい一冊。

 

5. 北大路さくら大型パネル

実売価格:非売品

 

最後はやっぱりこれですよね。私のパネル。

最後に非売品かよ!って怒らないでください…

 

アイカツシステムのれんの前で…

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元はといえば劇場版アイカツ!公開時、近所の上映館に飾ってあったパネルです。

その時の写真がこちら

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ユリカ様、日傘、デカッ…

 

展示衣装が懐かしいですね。2代目コラボパートナーの島崎遥香さんがお召しになられていた衣装だったかと思います。

 

たまたま行きつけの映画館で大々的な展示を行っていたことが最早ラッキーなのですが、その時「この展示されているパネルが当たる」というキャンペーンが開催されておりまして、奇跡的にそれに当選していただいたものです。

好きなキャラクターの非売品の特大グッズが当たった時は、天にも昇る気持ちでした。

 

これが部屋にあると、朝起きても、いってきますの時も、帰ってきても、いつも存在感があって幸せな気持ちになります。

やっぱり好きなものが身近にあると落ち着きますね。精神的安定にも良いです。

いつかまた大物グッズ出ないですかね…抱き枕カバーとか、タペストリー…

 

 

というわけで最後に新グッズへの期待を込めたブログでした。

 

あと、これはもし機会があればなのですが、最後の映画館のパネルについて。

私北大路さくら以外計7名のパネルの行き先を誰も知らないもので…

もしもお持ちだったり、ご存知の方がいらっしゃったら教えてくださると私が喜びます。別に買い取らせてくれとか盗みに行くとかそういうことはないので…

あ、お子様が大きくなってもういらないよ!売りたい!などのことでしたら喜んで買います。(お値段応相談)大切に飾るか、推しの方にあげます。

この映画館限定のキャンペーンだったのでおそらく近所の人かな?とは思うのですが、どんな方が当選したのかちょっと気になります。宜しくお願いします。

【質問シリーズ】なんでアイカツ!にハマったの?なんでTwitterを始めたの?

ブログ開始から無事3日目を迎えました。これは人間万事あるあるなのですが、「三日坊主」という言葉があるように、往々にして物事は長続きしないものです。このブログも今は高頻度で更新を続けていますが、おそらく御多分に洩れずその内更新が数ヶ月おきになったり、パッタリ途絶えたりするかと思います。

 

そんな中開始から5年経ってもまだ飽きていないコンテンツがあります。

アイカツ!シリーズです。

よく人から訊かれるのですが、今日はどうしてこんなにこのコンテンツにドハマリしたのかを思い出して書いていきます。

 

 

アイカツ!との出会いは非常にシンプルで、昔からCCさくらミルモでポン・サンリオ作品・プリキュア・プリリズをはじめとした女児向け作品が好きで、とりあえず女児向けっぽいアニメが始まると一通り目を通していたこともあり、当時月曜19時30分からのアニメ放送はチェック済でした。

第1話はリアルタイムに視聴していました。渋谷に出掛けて、帰ってきてから見た記憶があります。19時30分と遅い時間に始まるので、結構重宝?していた気がします。

最初に衝撃を受けたのがOPで、いきなりダダッダダッとkick11発から始まるSignalize!という曲に度肝を抜かれました。「ベースガンガン出てるし、残酷な夢が~なんて変な歌詞あるし、アイドルアニメらしからぬ不穏な雰囲気…」という感想。

最初のCGステージは正直、プリキュアのEDで目が肥えていたので「うーん…」となりました。内容も、コンセプトなどが全くわからない中見たのと、いちごのスターライト学園入学までの導入話だったので特に引っかかるところはなく、音楽が良さそうだなという感想一点張りでした。

 

その後はしばらく惰性で見ていました。転機となったのは紫吹蘭が登場した辺りです。

かの有名な「やれやれ 仲良しでいられるのも今のうちだよ」

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や、第6話「サインに夢中!」くらいから、うっすら「面白いかも」と感じ始めていました。

"面白そうだな"という印象を決定付けたのが、第7話「つぶやきにご用心」でした。テレホタイムになると目の色を変えてパソコンに向かい、「みかか」「もせあ」といった言葉をナチュラルに使用していたインターネットネイティブ世代なので、無批判にネットの情報を取り込みオカルト路線に走っていくあおいの様が非常に面白く見えました。

その後も立て続けに「地下室から出てこないブッ飛び設定のアイドル」「頭のネジが数十本抜け落ちていそうなアイドル」が登場したり、かの有名な雪山に斧を持参し木を切り倒す回があったり、らいちが女装して潜入したり、この辺りは魅力的なキャラクターの登場と卓越したエンターテイメント性あるストーリー、いちご・あおい・蘭によるテンポの良い掛け合い、次々と投入される上質な楽曲などもあり、私の心を掴むには十分すぎるほどの内容でした。

 

「面白い」が「超面白い・ハマってる」に昇華したのが、藤堂ユリカの登場です。丁度この頃は「アイカツおじさん」なんて言葉が登場したり、メインターゲット層である女児にも「アイカツ!」が浸透してきてブームの兆しを見せ始めた頃だったかなと思います。

まず女児アニメなのに厨二すぎる「吸血鬼の末裔」というキャラがおかしくて堪らなかったのですが、登場するなり部屋で火事を出し、髪を下ろせば普通のオタク女子で、持ち曲がゴリゴリのロック。登場した次の回(20話)ではスキャンダルをすっぱ抜かれる。衝撃的でした。

ユリカ様からアイカツ!にハマった方も多いかと思いますが、かくして私もユリカ様から「アイカツ超面白いじゃん」とハマっている自分がいることの確信を得ました。

 

そして月曜19:30からお馴染みの木曜に移動すると、26話で皆様ご存知・「あのピンク髪の後輩キャラ」が出てきます。CGも見るからにパワーアップし、アイカツ!においてほぼ唯一と言っていい不穏な空気が続いたトライスター編に突入する頃には、兎に角続きが早く見たいため次の放送まで1週間待つのが苦しくて仕方ないという心境でした。それでも"悪者がいない"というコンセプトもありかなり穏やかに毎週過ごしていました。この頃初めてSTAR☆ANISのイベントに行ったのですが、こちらはまたの機会に。

気付けば「キャラクターが魅力的・ストーリーが面白い・悪者がいない・楽曲が良い・社会現象的ブームで勢いがある」と5本立てでどんどんのめり込んでいました。毎日「新しいグッズ出せ新しいグッズ出せ」と文句を言っていたのを覚えています。(アイカツ!はおもちゃ・食玩の展開が主でコレクショングッズが少なすぎ!)

この頃の楽曲面では、超王道スカミュージックダイヤモンドハッピー・Third Action!というディスコミュージックの名盤に次ぎ、特に右回りWonderlandとかいう変態的なプログレソングを含みいきなり8曲も収録してきたFourth Party!の登場と、異常なハイペースで次々と珠玉の名曲がドロップされ、この世の春を謳歌していました。

 

 

そんなこんなでアイカツ!の売上も熱量も最高潮の中、2013年10月からは2年目に突入します。

51話で初めて聞いた「KIRA☆Power」のkickの強さ・bassの太さ・そして何よりワブルベースの採用に「この作品はまだまだ攻撃の手を緩めないつもりだ…」と感動するも、この頃は私北大路さくらをはじめとするスターライトの生徒がパッタリ出てこなくなって内心結構怒っていました。後は引き分け続きとか。それでも音楽は良いし、内容も悪者が出てこないなどアイカツ!の基本的な気持ち良いところは抑えているし、変わらず熱量は高かったです。

 

2年目には個人的に「アイカツ!」の地位を磐石にする出来事と、地位を揺るがす出来事が両方ありました。

 

アイカツ!の地位が磐石になったと感じた出来事は、ライバル作品である「プリキュア」の失速です。

ファンの方がいらっしゃったら申し訳ないのですが、2014年2月から放送が始まった「ハピネスチャージプリキュア!」が正直……で、プリキュアに割いていた時間をアイカツ!に費やすようになったことがあります。

Goプリ以降は面白くずっと見ているのですが、苦手な作品のタイミングが丁度自分の中でアイカツ!全盛の頃と重なったのは大きかったです。

 

また、今まで長年いわゆる「プリキュア界隈」にいたのですが、アイカツ!が始まってからしばらくの間はなんとなく、アイカツのことをつぶやくと「この浮気者」「お前はアイカツに魂を売ったのか?」みたいな雰囲気がありました。それが「もう仕方ないよね」となってきたのがこの頃だった気がします。

 

これがこの北大路さくらというTwitterアカウント登場の切欠になるのですが、プリキュアという良くも悪くもご長寿で覇権を握っていたコンテンツが持つその空気感に一抹の嫌気が差していたこと(その気はないのでしょうが、当時は古参が偉ぶる印象がありました。)、しがらみなくどんどんアイカツ!のことをつぶやきたいと思ったこともあり、北大路さくらというアカウントが登場し、稼動することになります。本当はその前からアイカツ!用の別のアカウントがあったのですが、方向性を間違えて(狙いすぎて)つぶやきにくい事態に陥っていたためあまり使っていなかったです。

2014年6月22日、同人誌即売会「芸能人はカードが命!4」の日、都内某所のファミリーレストランでこのアカウントは産声を上げました。

「おっ、"Kitaooji_Sakura"ってID空いてるし取るか」という本当に軽い気持ちで、アカウントを取得。その後「o」を一つ抜き、今のIDに落ち着いています。

この時アイカツ!では丁度筐体で「アイカツ8大投票」が実施中。また、STAR☆ANISも出演する「LIVE☆イリュージョン」の当落もあり、悲喜こもごもでした。

 

46話の字幕キャプに入っており、たまたま目をつけた「このさくらも燃えてまいりました。」という言い回しに出会ったこと、絶妙に不人気で何かと不遇だったことなどもウケたのか、皆様よりご愛顧いただきTwitterを続けています。

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このTwitterの開始もあり、アイカツ!が切っても切れないものとなっていきました。

 

長くなっていますが、他方「アイカツ!の地位を揺るがす出来事」としては、「プリパラ」の登場がありました。

2014年7月から放送が始まったプリパラは、爽快にブッ飛んだテンポと半ばヤケとも取れる内容が面白く、始まってからしばらくは結構浮気していました。後々新曲のペースやストーリー展開が遅いと感じるようになり、少しずつ飽きてしまいアイカツ!に帰ってきます。

 

ここまで来るともう「生活=アイカツ!」となります。

これ以降は更にSTAR☆ANIS, AIKATSU☆STARS!のライブイベントにも通うようになり、外堀が埋まっていきます。基本的に生活はアイカツ!ファーストでした。

 

 

今回のブログはあくまでも「ハマったのは何故か」というテーマですのでここまで。

もう遅いんで寝ます。