【質問シリーズ】なんでアイカツ!にハマったの?なんでTwitterを始めたの?

ブログ開始から無事3日目を迎えました。これは人間万事あるあるなのですが、「三日坊主」という言葉があるように、往々にして物事は長続きしないものです。このブログも今は高頻度で更新を続けていますが、おそらく御多分に洩れずその内更新が数ヶ月おきになったり、パッタリ途絶えたりするかと思います。

 

そんな中開始から5年経ってもまだ飽きていないコンテンツがあります。

アイカツ!シリーズです。

よく人から訊かれるのですが、今日はどうしてこんなにこのコンテンツにドハマリしたのかを思い出して書いていきます。

 

 

アイカツ!との出会いは非常にシンプルで、昔からCCさくらミルモでポン・サンリオ作品・プリキュア・プリリズをはじめとした女児向け作品が好きで、とりあえず女児向けっぽいアニメが始まると一通り目を通していたこともあり、当時月曜19時30分からのアニメ放送はチェック済でした。

第1話はリアルタイムに視聴していました。渋谷に出掛けて、帰ってきてから見た記憶があります。19時30分と遅い時間に始まるので、結構重宝?していた気がします。

最初に衝撃を受けたのがOPで、いきなりダダッダダッとkick11発から始まるSignalize!という曲に度肝を抜かれました。「ベースガンガン出てるし、残酷な夢が~なんて変な歌詞あるし、アイドルアニメらしからぬ不穏な雰囲気…」という感想。

最初のCGステージは正直、プリキュアのEDで目が肥えていたので「うーん…」となりました。内容も、コンセプトなどが全くわからない中見たのと、いちごのスターライト学園入学までの導入話だったので特に引っかかるところはなく、音楽が良さそうだなという感想一点張りでした。

 

その後はしばらく惰性で見ていました。転機となったのは紫吹蘭が登場した辺りです。

かの有名な「やれやれ 仲良しでいられるのも今のうちだよ」

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や、第6話「サインに夢中!」くらいから、うっすら「面白いかも」と感じ始めていました。

"面白そうだな"という印象を決定付けたのが、第7話「つぶやきにご用心」でした。テレホタイムになると目の色を変えてパソコンに向かい、「みかか」「もせあ」といった言葉をナチュラルに使用していたインターネットネイティブ世代なので、無批判にネットの情報を取り込みオカルト路線に走っていくあおいの様が非常に面白く見えました。

その後も立て続けに「地下室から出てこないブッ飛び設定のアイドル」「頭のネジが数十本抜け落ちていそうなアイドル」が登場したり、かの有名な雪山に斧を持参し木を切り倒す回があったり、らいちが女装して潜入したり、この辺りは魅力的なキャラクターの登場と卓越したエンターテイメント性あるストーリー、いちご・あおい・蘭によるテンポの良い掛け合い、次々と投入される上質な楽曲などもあり、私の心を掴むには十分すぎるほどの内容でした。

 

「面白い」が「超面白い・ハマってる」に昇華したのが、藤堂ユリカの登場です。丁度この頃は「アイカツおじさん」なんて言葉が登場したり、メインターゲット層である女児にも「アイカツ!」が浸透してきてブームの兆しを見せ始めた頃だったかなと思います。

まず女児アニメなのに厨二すぎる「吸血鬼の末裔」というキャラがおかしくて堪らなかったのですが、登場するなり部屋で火事を出し、髪を下ろせば普通のオタク女子で、持ち曲がゴリゴリのロック。登場した次の回(20話)ではスキャンダルをすっぱ抜かれる。衝撃的でした。

ユリカ様からアイカツ!にハマった方も多いかと思いますが、かくして私もユリカ様から「アイカツ超面白いじゃん」とハマっている自分がいることの確信を得ました。

 

そして月曜19:30からお馴染みの木曜に移動すると、26話で皆様ご存知・「あのピンク髪の後輩キャラ」が出てきます。CGも見るからにパワーアップし、アイカツ!においてほぼ唯一と言っていい不穏な空気が続いたトライスター編に突入する頃には、兎に角続きが早く見たいため次の放送まで1週間待つのが苦しくて仕方ないという心境でした。それでも"悪者がいない"というコンセプトもありかなり穏やかに毎週過ごしていました。この頃初めてSTAR☆ANISのイベントに行ったのですが、こちらはまたの機会に。

気付けば「キャラクターが魅力的・ストーリーが面白い・悪者がいない・楽曲が良い・社会現象的ブームで勢いがある」と5本立てでどんどんのめり込んでいました。毎日「新しいグッズ出せ新しいグッズ出せ」と文句を言っていたのを覚えています。(アイカツ!はおもちゃ・食玩の展開が主でコレクショングッズが少なすぎ!)

この頃の楽曲面では、超王道スカミュージックダイヤモンドハッピー・Third Action!というディスコミュージックの名盤に次ぎ、特に右回りWonderlandとかいう変態的なプログレソングを含みいきなり8曲も収録してきたFourth Party!の登場と、異常なハイペースで次々と珠玉の名曲がドロップされ、この世の春を謳歌していました。

 

 

そんなこんなでアイカツ!の売上も熱量も最高潮の中、2013年10月からは2年目に突入します。

51話で初めて聞いた「KIRA☆Power」のkickの強さ・bassの太さ・そして何よりワブルベースの採用に「この作品はまだまだ攻撃の手を緩めないつもりだ…」と感動するも、この頃は私北大路さくらをはじめとするスターライトの生徒がパッタリ出てこなくなって内心結構怒っていました。後は引き分け続きとか。それでも音楽は良いし、内容も悪者が出てこないなどアイカツ!の基本的な気持ち良いところは抑えているし、変わらず熱量は高かったです。

 

2年目には個人的に「アイカツ!」の地位を磐石にする出来事と、地位を揺るがす出来事が両方ありました。

 

アイカツ!の地位が磐石になったと感じた出来事は、ライバル作品である「プリキュア」の失速です。

ファンの方がいらっしゃったら申し訳ないのですが、2014年2月から放送が始まった「ハピネスチャージプリキュア!」が正直……で、プリキュアに割いていた時間をアイカツ!に費やすようになったことがあります。

Goプリ以降は面白くずっと見ているのですが、苦手な作品のタイミングが丁度自分の中でアイカツ!全盛の頃と重なったのは大きかったです。

 

また、今まで長年いわゆる「プリキュア界隈」にいたのですが、アイカツ!が始まってからしばらくの間はなんとなく、アイカツのことをつぶやくと「この浮気者」「お前はアイカツに魂を売ったのか?」みたいな雰囲気がありました。それが「もう仕方ないよね」となってきたのがこの頃だった気がします。

 

これがこの北大路さくらというTwitterアカウント登場の切欠になるのですが、プリキュアという良くも悪くもご長寿で覇権を握っていたコンテンツが持つその空気感に一抹の嫌気が差していたこと(その気はないのでしょうが、当時は古参が偉ぶる印象がありました。)、しがらみなくどんどんアイカツ!のことをつぶやきたいと思ったこともあり、北大路さくらというアカウントが登場し、稼動することになります。本当はその前からアイカツ!用の別のアカウントがあったのですが、方向性を間違えて(狙いすぎて)つぶやきにくい事態に陥っていたためあまり使っていなかったです。

2014年6月22日、同人誌即売会「芸能人はカードが命!4」の日、都内某所のファミリーレストランでこのアカウントは産声を上げました。

「おっ、"Kitaooji_Sakura"ってID空いてるし取るか」という本当に軽い気持ちで、アカウントを取得。その後「o」を一つ抜き、今のIDに落ち着いています。

この時アイカツ!では丁度筐体で「アイカツ8大投票」が実施中。また、STAR☆ANISも出演する「LIVE☆イリュージョン」の当落もあり、悲喜こもごもでした。

 

46話の字幕キャプに入っており、たまたま目をつけた「このさくらも燃えてまいりました。」という言い回しに出会ったこと、絶妙に不人気で何かと不遇だったことなどもウケたのか、皆様よりご愛顧いただきTwitterを続けています。

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このTwitterの開始もあり、アイカツ!が切っても切れないものとなっていきました。

 

長くなっていますが、他方「アイカツ!の地位を揺るがす出来事」としては、「プリパラ」の登場がありました。

2014年7月から放送が始まったプリパラは、爽快にブッ飛んだテンポと半ばヤケとも取れる内容が面白く、始まってからしばらくは結構浮気していました。後々新曲のペースやストーリー展開が遅いと感じるようになり、少しずつ飽きてしまいアイカツ!に帰ってきます。

 

ここまで来るともう「生活=アイカツ!」となります。

これ以降は更にSTAR☆ANIS, AIKATSU☆STARS!のライブイベントにも通うようになり、外堀が埋まっていきます。基本的に生活はアイカツ!ファーストでした。

 

 

今回のブログはあくまでも「ハマったのは何故か」というテーマですのでここまで。

もう遅いんで寝ます。